まだまだチャレンジの真最中というべき、
禁煙を始めて1カ月半。
私の禁煙宣言を聞いて、
周辺のタバコを絶てた人や、
止めたくてもそれができずに吸い続けている人は、
一応にリスペクトを感じていただいているようだ。
しかし、もともとタバコに無縁の人たちには、
「あっ、そう」程度のことにしか映っていない。
こんなに苦労をして辛酸をなめて、
ついでの飴玉もたくさんなめて、
ここまでようやくたどり着いたというのにである。
ま、思想と体験はシンクロするところが大きいから、
「それを止めることがどんなに辛いか」ということが、
なかなか分りにくい。
分りにくいか? 止められなくて辛いことは誰にもいっぱいある。
誰にも分りやすいはずである、のになぁ。
いずれにせよ、ニコチンパッチもカウンセリングもなしに、
何とかやめられそうな予感である。
朝は爽やか、のどからエヘン虫はきれいに消え去った。
朝一にタバコを吸った時の、
頭が僅かにだけどジーンとする感覚や、
足元がかすかにふらつく感覚が、
当然にきれいさっぱりなくなった。
止める秘訣は、
はじめの1週間、とにかくとにかくひたすら我慢を重ね、
その後1カ月半は、すこし我慢することである。
そう、まだあと、6ヵ月くらいは少し我慢の日が続くのかもしれない。