ショーシャンクの空に THE SHAESHANK REDEMPTION 1994年
「刑務所・監獄もの」というジャンルがあるのかないのか、
ともかく、プリズンが舞台となった秀作は数多い。
みなどれも、私の映画暦の中で印象に深い名作である。
捕虜収容所も広義の刑務所だとすれば、
と、巨匠達とスーパースター達と名曲をテーマ音楽に配した、歴史的な名作に辿りつく。
この3作は、私には特別な存在である。
さて、「ショーシャンクの空に」は、
S・キングの原作「刑務所のリタ・ヘイワース」を下敷きに作られた。
主人公ティム・ロビンスの独居房に貼られたピンナップ・ガールのポスターが、リタなのである。
話がまた逸れるが、私が「恐竜100万年(1966)」という映画を観たのが中学生の時。
2番館での上映であったが、SF恐竜物語の主演が、ラクエル・ウェルチなのであった。
本国アメリカでは、親子連れが楽しめるように、拵(こしら)えているのである。
つまり、子どもは恐竜で楽しみ、お父さんはウェルチで楽しむ。
たぶん、そうなのだと思う。
その、私がクラクラしたポスターが、主人公の監房の壁に貼ってあるのである。
このポスターは、リタからモンロー、ウェルチと変わっていくことで、
観る者に時の流れを示唆しているのだが、
実は、もうひとつ役目を持っているのであるが、これ以上は書かない。
冤罪で囚われの身になるという不条理がきたす絶望に、
断固として向き合った主人公の生き方に、
勇気付けられ感動した観客がいかに多いことか。私もだけど。
常に上位争いをしている。 http://www.imdb.com/chart/top
私は、職場の若い連中に何度も「ショーシャンクの空に」を観ることを勧めているが、
いまだに観ていないようである。
「七人の侍」 http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/5309680.html も
「チャップリンの独裁者」 http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/11749485.html も
「道」 http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/12860323.html も
「第三の男」 http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/12459505.html も
「チャップリンの独裁者」 http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/11749485.html も
「道」 http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/12860323.html も
「第三の男」 http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/12459505.html も
その他いろいろも、薦めているが観ていないのである。
何かに感動したくないのかな、忙しいのかな。
「グリーン・マイル」も、S・キング原作&フランク・ダラボン監督作品である。
こちらも、心が暖かくなる秀作である。
寒いときには名画を観よう。
私の採点=☆☆☆☆
(☆=20点 ★=5点 但し☆☆☆☆★★以上はない)
(☆=20点 ★=5点 但し☆☆☆☆★★以上はない)