大阪の川中だいじ君が一人で発行している「日本中学生新聞」が、大阪万博2025について昨年の10月にアンケートをしたそうです。
中学生37人に訊いたところ
万博に関心ある 9人
どちらかと言えば関心ある 8人
どちらかと言えば関心なし 14人
わからない 6人
ということで、さすがはお膝元の大阪の中学生、37人中17人が万博に関心がある・どちらかと言えば関心があると回答しました。
ただし、USJと万博とどちらに行きたいかという問いには、
24対9 で圧倒的にUSJの方が人気が高かったようです。
そこで、万博に行きたいという9人に万博に行って何がしたいですか?と問うと
エキスポシティ(ショッピングモール)に行くとか太陽の塔の中入りたいとか、
1970年の吹田万博記念公園での開催と間違えてる人もいたりするようです。
万博に関心はあっても認知度はないというトホホな万国博覧会であります。
一方、吉村大阪府知事が記者会見で胸を張ったのが、「大阪府の教育庁は、万博への無料招待の対象となるおよそ1900校に、5月末を期限にしたアンケートを送達した」結果、「現時点で1280校から回答あり、75%に相当する950校もの学校から参加希望がありました。」というアンケート結果です。
さすがと言うべきか、大阪の75%もの小中高等学校が万博見学を希望しているというのは素晴らしいことですね、と思いきやこのアンケートには小細工がされていました。
なんと、回答の選択肢に「不参加」がなかったというのです。
大阪府が用意した回答の選択肢は「希望する」と「未定・検討中」の二択だったようです。
この不埒で頓馬なアンケートの小細工をバラしたのは、交野(かたの)市(枚方市の南に隣接)の山本市長です。SNSでアンケート回答欄の画像までつけて、この悪事をバラしたようです。
ちなみに、交野市の独自の調査では万博見学に参加したいと答えた学校はゼロだったようです。
大阪府知事のツイートにコミュニティーノートがつくなんてすごいですね。 https://t.co/ecp68I8TyK
— 交野市長 山本けい (@keiyamamoto0312) 2024年5月28日
万博協会がトイレの爆発事故をうやむやにしたことで象徴される、スリルとサスペンスに満ちた大阪万博が楽しみなのですが、それでも無料で入れる万博よりお金を払ってでも行きたいUSJの方が圧倒的人気だということで、忖度のない無垢な子どもたちを無理やり万博会場に詰め込むのは「いじめ教育」なのではないでしょうか。
ということで、大阪は維新とお笑い芸人とヤクザで構成されているわけではなく、立派な首長や子どもたちもたくさん住んでいるいということを、御認識いただきとう存じます。
大阪万博、大阪カジノに断固反対します。