吉村大阪府知事が万博を批判する「モーニングショー」を大阪万博出禁にすると身内だけの小さな会合で偉そうに息まいたことが非難ごうごうの嵐となり、国会でもこの発言について取りざたされました。
吉村は「わたしには特定の団体や人物を万博出禁にする権限はない」「権限がない私がモーニングショーを出禁と言ったのだから何ら問題のある発言ではなかった」みたいな逃げ口上というかチキンハートというかへ理屈を言っていました。
ところが、国会では立憲民主党の議員が「吉村知事はその権限がないのか?」と経産相に質問しました。
《立憲民主党 中谷一馬衆院議員:
吉村氏など(博覧会協会の)理事は、万博イベントに関して、特定の人やメディアの出入りを禁止する提案を行い決議することは、理論上できる権限を有していると考えるが?
経済産業省審議官:
理事会の目的に沿うものであれば、議事の提案を行うことは可能。
実は、吉村氏は万博の主催者である協会の副会長。理事会を召集した上、一定の条件を満たし、提案が決議されれば、出禁にすることは可能であるという。》
結局、吉村は「出禁にできる権限がある」ようで、その権力を笠に着て特定の人物や団体を弾圧していたことになります。
吉村は撤回して謝罪して、知事を辞することも考えた方がいいのではないでしょうか。
かつて、明石市の泉房穂市長は舌禍問題で市長を辞任しましたし、静岡県知事も辞職する意向を示しました。イソジン吉村知事もそれに倣ってはいかがでしょうか。
ところで、いま行われているイスラエルのガザでのジェノサイドに、全世界下で抗議の輪が広がっているにもかかわらず、政府と万博協会はなぜイスラエルの大阪万博の参加を認めたのでしょうか。
ロシアと同じくイスラエルも「いのち輝く」理念の大阪万博とは相容れない行いをしていますので、参加を拒否すべきだと思いますがいかがでしょう。
イスラエルが参加するなら大阪万博には参加しないと表明する国が増え万博の開催に影響が出たとしたら、それはどこのだれの責任なのでしょう。誰かそのことを追及すべきだと思いますよ。
そして、もし大阪万博会場で何か事あれば大変なことになります。ミュンヘン・オリンピックのようなテロ事件が起きたら大変な汚点を残すことになります。
ということで、モーニングショーを出禁にするのではなく、イスラエルを出禁にしないと大阪万博大変なんじゃないかなと思うきょうこの頃であります。