遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

孫たちがドラゴンズファンになるかもしれないという残念で嬉しいお知らせ

今絶好調の大谷翔平のいるLA・ドジャースとサンフランシスコ(SF)・ジャイアンツの試合を見ていて、SF・ジャイアンツのユニフォームに目を留めた妻が「これ巨人のユニフォームとそっくりやん?」とぽつり。

そうなんです、読売ジャイアンツは当時のニューヨーク・ジャイアンツにあやかって球団名や球団カラーを採用しました。なので、日米のジャイアンツは黒とオレンジ主体のユニフォームとなっているのです。

ついでに、「中日ドラゴンズドジャースにちなんだブルーを主体としたユニフォーム」であることや、両チームとも「D」で始まるニックネームなのでユニフォームの胸の筆記体も両チームそっくりだということを、妻に告げました。

 

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さてその夜ですが、名古屋に住む長女一家が名古屋のバンテリンドームで「中日対阪神」戦を観に行っているとの連絡を受けました。

娘の一家と野球はあまり縁がないですし、5歳の孫はサッカー少年になるはずでしたので、意外な報せだったのですが、いただきもののチケットでの観戦だったようです。

観客席の娘一家がテレビに映る可能性もあるので、その中継の録画を始めました。

シートの番号の表示された観戦チケットの画像をLINEで送って来ていて、スタンドのどの辺のシートかが特定できていましたので、録画画面にチラッと小さく映った娘一家の姿を認めることができました。

試合後にその数秒の動画を娘にLINEに送ると、「よく分かったね!」と驚かれましたが、ことほどさようにネットの画像で個人情報が洩れていくでありました。

ところで、試合は我がタイガースが勝ちましたが、孫たちはどうやらドラゴンズファンに加わりそうです。

球場と最寄り駅の周辺は、ドラゴンズの選手たちの大きなパネルや球団ブルー一色ですし、シートがドラゴンズ側だったこともあって、孫たちがドラゴンズの方に心を掴まれたのも止むなしだと思います。

阪神の熱狂的な妻は、そのことに少しさみしそうですが、孫たちが野球好きではなくとも、せめてルールくらいは知ってくれたら、すこしは人生が楽しくなるに違いないと思うきょうこの頃であります。

5歳の孫と次に話す機会があれば、「大谷翔平、知ってる?」と訊いてみることにします。