上の朝刊の一面を見て、今年65歳になる妻がため息をつきました。
65歳以上が支払う介護保険料が4月に見直され、大阪府は全国でいちばん高い月嶽7486円に改定されました。
この大阪府の平均額面を夫婦で払うとすると、夫婦二人で年18万円!の保険料になります。
大阪維新が言う「身を切る改革」とは府民自ら身を切ることになるようです。大阪の介護保険料は、全国で断トツ1位の高額保険料です。
私たちは大阪市民ではありませんが、大阪市の介護保険料は、9249円になり、これまた全国の自治体で断トツの保険料となります。
これって、何か万博とかと関係あるんでしょうかね。
まあ、万博と関係があろうがなかろうが、大阪市の介護保険料はとんでもない高額ですね。
ちなみに全国2位は大阪府守口市の8970円、全国3位は大阪府門真市の8749円でした。
ポンコツ維新の失政の副産物のひとつが、これらの高額保険料に象徴されています。
この失政を万博やカジノで挽回したら介護保険料が低くなるんでしょうか。私たち高齢者は、それを確かめることはできないかもしれませんが、おそらく確かめるまでもなく、大阪府や大阪市の介護保険料は更新のたびに高くなり続けるはずです。
大阪市の介護保険料が全国一高い件で大阪市の横山市長は、「単身高齢者が多い」「低所得者が多い」と記者会見で述べましたが、そんなことは理由ではなくて「おまえがポンコツやから!万博とカジノをやめろよ!」という市民の声が聞こえてきます。
かつて、大阪府の中でも大阪市の被害がダントツに大きいコロナで、吉村知事が、大阪の死亡者が多い事の理由を「三世代同居が多い」からと言いました。
横山は「単身高齢者が多い」と言い、吉村は「三世代同居が多い」と言いましたが、このポンコツ首長たちの発言が場当たり的なことがよく分かる発言であります。
たった半年間命の万博リングに350億円もかけ、万博トイレ1カ所に2億円も支出するようなばかげたことをやっていれば、今後大阪府のあちこちでいろいろな腐臭ガスが噴き出してくると思われます。
ということで、全国の皆様におかれましては、大阪の介護保険料の高さを嗤うだけでなく、維新が地元にやってこないようにお気を付けください。日本が沈む前に地元が沈みますので...