16日(日本時間17日)に今季の米大リーグ最優秀選手(MVP)が発表され、大谷翔平選手(29)が2021年に続く2度目の受賞となりました。おめでとう。
大谷はメジャー史上初の2度目の満票受賞となりましたが、ひとつのシーズンでホームラン王を獲得し、投手として10勝しましたので、当然と言えば当然の結果でしょう。前代未聞のプレイヤーですからね。
印象深かったのが7月27日、タイガースとのダブルヘッダー。
2試合に出場した大谷は、第1試合で大リーグで自身初となる完封勝利(1安打完封)で9勝目を挙げたあと、第2試合で2打席連続ホームラン(37号、38号)を打ちました。この日は素晴らしい活躍でしたが、あまり無理をしないでほしいとも思いました。このあと体調を崩したような気がします。
ステロイドで筋肉増強をしているわけでもなく、サインを盗み見てホームランを量産するでもなく、外食を控えて睡眠時間を確保する大谷。
昨シーズンは、打者として規定打席、投手として規定投球回数の両方をクリアした史上初の大リーガーとしてMVPを受賞すべきだったと思いますが、3年連続MVPとならなかったことは誠に残念でありました。
もし今年のMVP投票で、大谷に投票しなかった記者がいたとしたら、野球担当記者として不適格だとして職を失っていたことでしょう。満票での受賞は全く持って当然の結果だったと思います。
来季はマウンドに上がることはありませんが、エンゼルスではない新しいチーム(ナショナルリーグのドジャースか?)でまたホームラン王を獲ってもらいたいと願っています。三冠王でもいいですけど。
エンゼルスのファンの皆様におかれましては、大谷を可愛がってくれましてありがといございました。今後も引き続いて翔平を応援してくだされば、われわれ日本人としましては、とっても嬉しいことでございます。
ということで、全国の小学校への6万個のグローブのプレゼントはとてもありがたかったけれど、MVPの受賞も同様にありがたいものでした。大谷翔平に感謝感謝!