遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

阪神とオリックスの優勝パレードに悪乗りする維新に非難殺到!

2005年の阪神タイガース優勝パレード

わが藤井聡太が、将棋の全タイトルを独占した(八冠)功績が称えられ総理大臣顕彰が贈られました。

わざわざ首相から称えられなくても、将棋ファンから絶賛されている藤井八冠ですので、政権の人気取りに利用された感じがします。

とはいえ、人気が回復するわけもなく、岸田政権は早い段階の「詰み」があるようです。

一方で、わが阪神タイガースオリックスバッファローズとともに、大阪(御堂筋)と兵庫(神戸三宮)で所を入れ替えて時間差で優勝パレードが予定されていますが、そのパレードに大阪維新が相乗りしてきて「2025年大阪・関西万博500日前!」と銘打って万博のために利用しようとしています。

阪神の優勝と2025万博開催には何の関連性もなく、巨人ファンの吉村知事が阪神を利用している図が見て取れます。

そして、パレードが行われる11月23日の(祝日)の会場整備要員として大阪府大阪市が職員にボランティアでの参加を呼びかけたことに対し、労働組合が「業務として指示すべきだ」と批判しています。

この批判は労総組合のみならず、SNSでは「休日にタダ働きとは何たることか」と、大阪府大阪市に対して多くの批判が寄せられています。

兵庫県と神戸市は、休日扱いとして出勤した職員には平日に代休を付与する扱いにしているにもかかわらず、大阪は強制ではないのでボランティアとしてのタダ働き扱いなのだそうです。
活動時間は7時間で、食事・交通費の支給はなく、傷害保険は主催者側が負担するようです。

大阪府と市でボランティア計3000人を目標に募ったところ未達だったために、募集期間を延長した結果、11月6日の時点で2300人以上の申し込みがあったようです。

この状況を大阪府職員労働組合は問題視。代休の取得や時間外手当の支給、負傷した場合は公務災害として取り扱うことなどを府に申し入れました。「上司が一人一人に声をかけて、ボランティア出勤を呼びかけていた部署もあったようで、所属部署で取りまとめろという指示もあったようです。

大阪府大阪市で働く職員は、このパレードの件だけでなく、常日頃から頓馬な維新の首長やその支持者のために艱難辛苦に耐える日々を過ごされているのだろうと想像できます。

ということで、事故や混乱がなく両チームを祝ってあげるためにも、整備要員はボランティアではなく休日出勤扱いにすることを大阪府民として求めるところです。

「万博リング」をやめたら休日出勤のコストなどカワイイものなのであります。

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