17日に起きた大阪のビル火災、きょう新たに1人が亡くなられ犠牲者は25人となった。
webサイト「リテラ」によると、この大惨事が起きたにもかかわらず、松井大阪市長は犠牲者に哀悼の言葉もなければ事故に触れることもなく、登庁すらしていないようなのだ。まったくもって、大阪市長としてはもちろんのこと、人としてどうなんでしょう?というレベルなのだ(ごみレベルなんだけど)。
ところで、NHKが伝えるところによると、《大阪府と大阪市が誘致を進めるカジノを含むIR=統合型リゾート施設をめぐり、大阪市は、予定地の「夢洲」の土壌改良や液状化対策などにかかる費用として、およそ800億円を市が負担するという概算をまとめ、来年の定例市議会に諮ることになりました。》と、松井市長が「IR誘致に税金は使いません」と断言していたことが覆りそうなのだ。
下のツイッターで、どなたかが、松井のその言葉が動画で残っているとさらしてくれている。
松井一郎
— カラータイマー点滅中🌸🇯🇵🌈 (@kikusui_seigi) 2021年12月19日
「カジノには税金は一切使いません」
この大嘘つきめ
税金使わないって言うたやないか!
吉村洋文、この時横で聞いてたな!
ビデオに座ってるの写ってるぞ
何とか言えよ#維新は大嘘つき#松井一郎は詐欺師#吉村洋文も詐欺師 pic.twitter.com/GlQuZPIS0B
維新の会は嘘ツキをてっぺんに頂いているのです。
れいわ新選組の大石あきこ衆議院議員が、IR関連の経費の開示を求めたところによると、金額欄がすべて黒塗りの資料が提供されたという。
待て待て待て待て✋松井市長。
— 大石あきこ れいわ新選組 衆議院議員(大阪5区) (@oishiakiko) 2021年12月20日
「しっかりソロバンはじい」たろと思って、IR(カジノ)の経済効果の元データをIR推進局に情報公開請求したら、こんな墨塗りで出てきたけど。
どないせえっちゅうねん? https://t.co/yEZxPCedZL pic.twitter.com/zJX10Chin5
これ大阪の問題だけだと思っていたらとんでもないことになる予感。
維新の会の所属の兵庫県知事は、「大阪万博にはどんどん金を出します」と、関係ない隣の県からサポートしようとする頓珍漢行政が始まりそうなのだ。この兵庫の知事選でこんな公約があったのだろうか?
被害は兵庫県にとどまらず、もし大阪が万博とその跡地利用でのIRで失敗すると、国の税金がガンガン突っ込まれることになる。東京五輪より大変なことになるかもしれない。
いまならまだなんとか間に合う。とりあえず2025年万博のコスト、対費用効果について、国を挙げて試算にかからないと大阪のみならず日本がさらに傾くことになる予感がする。この予感は外れそうにない。