遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「自民党」「安倍一族」「維新の会」が同時進行で解体・消滅しているようですが?!

自民党安倍派のパーティー収入の裏金問題、明日13日の国会閉会とともに大規模な捜査が入ると見られています。

安倍派の議員たちにキックバックした裏金の総額は、5年で5億円と言われていますが、安倍派の議員99人の大半が裏金を受領したにもかかわらず政治資金収支報告書には収支の記載がないケースがほとんどで、政治資金規正法違反(不記載・虚偽記載)容疑での立件が不可避となりそうな様相を呈しています。

東京地検特捜部には、全国の地検から応援部隊が詰めかけているようです。

また、国会が閉会のタイミングで、安倍派の閣僚たち15人を更迭するという「内閣改造」が行われそうです。

ということで、しばらくの間私たち国民は、安倍派がどのように溶けていくのかを見守る形となります。その後は自民党も溶けていくのでしょうが...。

また、先日の衆院予算委員会審議で枝野幸男が取り上げた、「故安倍晋三元首相の妻・昭恵氏が、夫の政治団体「晋和会」を継承し、元首相の5政治団体から計約2億1000万円を集めていた問題。政党交付金の国庫返納もなく、無税で政治資金を「相続」した格好となり、国会でも「封建時代の領主」(枝野幸男立民前代表)と批判を浴びた。」問題についても、私たちは看過できない問題だと考えます。「安倍一族」も溶けていく...。

で、こんなどさくさに紛れて、今日の国会参議員では「国立大学法人改正案」が強行審議されていて、自民党は「解体される前」の悪あがきを遂行しています。

さらに、日本維新の会は全員「馬場派」で派閥争いがないらしいのですが、そのなかで足立康史大阪維新の会の吉村知事のパーティー券とそのキックバックについてX(Twitter)で糾弾しており、「馬場派」の一枚岩が粉砕される日も近づいているようで、なんともうれしい師走の今日この頃であります。