遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

決定!新選組に斬られる維新の象徴のようなキャラクター「いしんのしし」ちゃん

日本維新の会が、マスコットキャラクターのデザインを公募していて、上のキャラクターに決定したそうです。

これはブタではなく、もちろんサルでもなく、イノシシのキャラで「いしんのしし」ちゃんだそうです。

維新の会によりますと、400点以上もの応募があったそうで、動画でこのキャラに決定した選考のようすもアップされています。

このキャラ可愛いんですが、ひとつ惜しいところがあって(盗作ではないと思います)、着ている羽織がどう見ても新選組のコスチュームにしか見えないところで、ここでパクリがあったのかもしれません。

選考は、維新の会の四役、代表馬場伸幸、幹事長藤田文武、政調会長音喜多駿、総務会長柳ヶ瀬裕文が立ち合い、最終選考に残った4つの案の中から馬場が上のキャラクターを選びました。

馬場以外の3役から「それ新選組のはっぴみたいだから止めましょ。ぼくら斬られますよ」という意見もなく、馬鹿だからあるわけもなく、すんなり馬場の意見が通りました。

キャラクターの羽織の背中には「いしんのしし募集中」と書かれていて、維新の立候補予定者を募っているような呼び掛け文になっています。ここまで用意周到なキャラデザイン、仕込んでおいて初めからこれにする予定の出来レースだったかもしれませんね。

ほんとうに400もの応募があったのかと疑っているわけではないですが(実は疑っている)、できることなら、応募があったという400作品をすべて見てみたいですね。もっと維新に相応しい作品があったはずです、あの万博のお化けのようなキャラとか...

さっそく、このことを読売新聞が取り上げていて、《維新幹部は、「『マッチョ』に思われがちな党のイメージを 払拭し、親しみやすさを感じてもらいたい」と期待している》との維新の幹部の言葉を紹介しています。

維新のことを頓馬だチキンだと思ったことはあっても「マッチョ」などとは一度も思ったことはありませんが、何を吐いても維新の幹部の言葉は頓珍漢なことこの上ないと思います。

ということで、新選組に斬られる維新の象徴のようなキャラクター「いしんのしし」ちゃんに、★5つ差し上げたいと思います。

いつまでこのキャラクターが使われるか、楽しみですウフフ。