遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

木原官房副長官が「オマエなんて、いつでもクビ飛ばせるぞ!」と刑事を恫喝!

木原誠二官房副長官(53)の妻(以下、X子)の元夫“怪死”事件を伝える週刊文春

今日発売の文春は、妻(X子)を取り調べていた元刑事(佐藤氏)の18時間にも及ぶインタビュー記事が掲載されているようです。

佐藤氏は、X子の元夫の死亡が自殺ではなく他殺ではなかったのかという疑惑から再捜査を進めた中心人物だった方です。

佐藤氏は、元夫“怪死”事件について事件性はないとした警察庁長官のコメントに立腹し文春の取材に応じたのだそうで、「警察庁長官のコメントは頭にきた。何が『事件性はない』だ。あの発言は真面目に仕事してきた俺たちを馬鹿にしてるよな。当時から我々はホシを挙げるために全力で捜査に当たってきた。ところが、志半ばで中断させられたんだよ」と、文春に話しています。

この問題で一番重要なことは、X子の元夫の死の捜査が「志半ばで中断させられた」ことが事実かどうかにあるところです。

少し前の文春砲では、木原副長官は愛人と同居しているという記事もありましたが、木原が「俺がいないと妻がすぐ連行される」と述べた(録音が残っている)こともこれまた文春によって報道されていました。

木原がX子と離婚をしていないのは、まだ幼い二人の子どもも存在しますし、「岸田首相の側近である国会議員の妻なら何らかの特権がある」からなのかもしれません。

いずれにせよ、政府高官の周辺から立ち上ったスキャンダラスな煙をくすぶったままにしているのは、さすがは何もできない岸田首相だと言わざるを得ません。

元夫のお父さんや姉妹は、記者会見まで開いて「謎の死」についての捜査の継続を願っていました。

繰り返しますが、だれかが警察の捜査を中止させた事実があるのかないのかをはっきりさせるべきでしょう。

それで思い出したのですが、伊藤詩織さんを暴行したとして山口敬之に逮捕状が出ていたにもかかわらず、逮捕寸前で警察上層部から妨害が入ったという事件もありましたが、あの時の当事者だった刑事さんたちも、いろいろ証言をしてほしいなと思います。今がチャンスかもしれません。

テレビをあまり見ない私が知らないだけかもしれませんが、この木原X子についての一連の報道は、テレビでまったく伝えられていないのではないでしょうか。文春の単独報道にするのはもったいない、視聴率の取れるワイドショーに相応しい事件だと思いますが、いかがでしょう。まさか忖度?

bunshun.jp