遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

統一地方選挙(後半)→とりあえず、保坂世田谷区長と丸谷明石市長はおめでとう!

上の写真は、この度の世田谷区長選挙で見事四選を果たした保坂展人(右)区長です。(左は岸本聡子杉並区長)

自民党と維新の会が推薦する対抗馬を抑えて、過去12年の保坂区政が認められた形となりました。NHKの窓口調査でもリードしていたようで、自民と維新は世田谷にはお呼びでないということのようです、素晴らしい。

保坂区長も岸本区長も、この写真で見るだけでも自民や維新の政治家にはない清廉な爽やかさがあり、また木を伐る東京都知事とは違った世界の政治家だと認識できます。おめでとう。

 

一方、こちらのお喜びの男女は、右が明石市長に当選した丸谷聡子新市長で、左が前市長の泉房穂のお二人です。

泉前市長の後継者として名乗りを上げた丸谷市長は、自民党公明党推薦の対立候補を大きく引き離して選挙戦を優位に進め、昨夜8時の投票締め切り直後に当確が出ました。

明石市は先の市議選でも、泉前市長の市政を受け継ぐ「明石市民の会」が擁立した5人の新人候補全員が圧倒的な強さで当選し、議会側からも丸谷市長を支える体制が整ったと言えましょう。明石がうらやましい、素晴らしい、おめでとう。

ところで、昨日の統一地方選の後半の投票結果をまだよく把握していませんが、国会議員の補選については、立憲民主党党はあえなく撃沈したということでよろしいかと思います。

ただ、下関に乗り込んで統一教会の壺を割りに行った有田芳生や、大分で野党共闘により惜敗した吉田忠智は、よく善戦したのではないでしょうか。負けたけど撃沈していないので、次に希望をもたらしたと思います。

また千葉の補選は、小西洋之を邪険にした立憲幹部に怒った千葉県民が選挙をボイコットした結果の現れではなかろうかとも思われます。

立憲民主党の現執行部の賞味期限は過ぎたようですので、「入れ物」はそのままで中身は入れ替えたほうがよろしいかと存じます。とりあえずは、代表の引責を問うことから始めないと次の国政選挙は戦えないと思いますがいかがでしょう。「入れ物」を割って別のものを作るのも有りかとも思いますが...。

ということで、ひょっとすると広島サミットの前に衆議院の解散もあるかもしれないと思うきょうこの頃であります。