上の画像の立憲民主党の二人(泉健太と福山哲郎)が京都市長選で自公と相乗りして松井こうじの推薦に回ったことで、松井が辛くも京都市長選を制しました。
以下が京都市長選挙の開票結果です。
▽松井孝治(自・公・立憲・国民)17万7454票
▽福山和人(共産・社民・れいわ)16万1203票
▽村山祥栄(元維新) 7万2613票
▽二之湯真士(保守系無所属) 5万4430票
▽高家悠(諸派) 2316票
立憲民主党の今回の松井候補推薦問題は、由々しき問題だと思いますし、泉健太と福山哲郎のリーダーシップについて、皮肉にもかつて松井孝治が言い放った「立憲は終わった」に等しいことだと思います。
京都選出の泉代表は、共産党が嫌いで京都では彼らと共闘しないというより、維新の会の影におびえて松井に乗ったことも見えてきます。
2022年の衆院選で、辻元清美までもが京都に近い高槻市の選挙区で維新に敗れたこともあり、現職の京都選出の国会議員(泉・福山・山井)たちは、京都に維新がはびこることをとても怖がっていたことは想像に難くありません。
要するに、選挙民の幸せよりも維新にシマを荒らされて自分たちの身が危なくなるのを避けたかったと見るのが本当党のところでしょう。
維新の候補者となるべき村山は、維新のお家芸たる不祥事(架空パーティー問題)で推薦を外されたので得票数は伸びず、幸いにも京都に維新がはびこることは避けられました。立憲民主党が松井に乗っても乗らなくても、公明支持層=創価学会が松井を当選させた原動力であるようです。
となれば、立憲民主党はせめて「ニュートラルコーナー」で自由投票の立ち位置がベストポジションだったのに、京都の立憲の三バカ大将は、狭い了見で動いているだけでした。これでは国政での政権交代の原動力にならないと思いますが、いかがでしょうか。
たかが大阪維新ごときのガラクタどもにおののいて、国民の方を向いていないことでは、政権交代など無理ですから後進に道を譲るべきです。
共産党やれいわ新選組の党首が魅力的であることを考えると、枝野や蓮舫が党の顔だった時の立憲の方が魅力的でした。かくなるうえは、今後の野党共闘による国政選挙に影響が出ないように、出来れば泉代表の首をすげ替えて政権交代に臨んでもらいたいと思います。
ということで、私の考えは、日本中の立憲民主党支持層の考えとほぼ同じだと思っていただいて差し支えないですから、「代表の交代」をくれぐれもよろしくお願いします。