遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

岸田首相の「丁寧な説明」先はカルト教団関係者か?

JNN世論調査結果をTBSが伝えています。

岸田内閣の支持率が前の月から1.9ポイント下落し、35.5%だったことが最新のJNN世論調査で分かりました。
不支持率は前の月から2.8ポイント上昇し、62.2%でした。政権発足後、不支持率が過去最高となりました。

岸田内閣の支持率は、まだ35.5%もあります。

支持率が30%を切るとその内閣は危険水位に達したとみなされるのが一般的ですが、支持者は我慢強く岸田政権を支えています。というか、変化を嫌うというか、野党に任せられないとか、いろいろあるのでしょう。

実際に支持率が30%を切っている調査機関もありますし、予算審議の最中だというのに不祥事が表ざたになって審議妨害をしているようにも感じられる(実際は毎日新聞のスクープですが)首相周辺のザワザワした雰囲気です。

泉房穂明石市長が次のようにツイートしていて、6.3万もいいねを貰っています。

明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ)@izumi_akashi
内閣支持率が35.5%』とのこと。ということは、国民の3人に1人が支持しているということ? 素朴な疑問だが、今の内閣を支持なさる理由って何なんだろう? 検討検討って言いながら、いきなり増税するところが好きだったりするのだろうか? 私にはよくわからない・・・

まったく同感です。
「丁寧に説明」するすると岸田は百万遍も念仏を唱えますが、何がやりたいのか支離滅裂でまったくもってよく分かりません。

荒井秘書官の更迭を機に、自民党幹部は「LGBT理解増進法案」前向きに進めることで一致ようですが、「理解増進法案」とか「前向きに進める」という言葉の選択は、積極的にやりたくない意思の表れのようにも感じられます。

お得意の閣議決定で、「選択的夫婦別姓」と「同性婚」についての改正案を整える方向性など3分で決められることではないでしょうか。

そんななか、岸田は日本会議および統一教会と関係の深い桜井よしこ萩生田光一と3時間を超える長時間の会食をしたようです。

朝日新聞官邸クラブ@asahi_kantei
#岸田首相 は6日夜、都内の日本料理店で自民党の #萩生田光一 政調会長とジャーナリストの #桜井よしこ 氏と3時間を超える食事をしました。桜井氏は会食後、記者団に「色々な話をした」と述べました

LGBT理解増進法案」を前向きに進めることになったことについて、岸田は桜井に詫びを入れたのでしょうか。「社会を変えよう」と一歩踏み出すことにしたことの報告だったのでしょうか。
なんとも意味不明の3人での会食ですが、カルト教団関係者に「丁寧に説明」し、お伺いを立て揉み手をしながら国の方向性を尋ねるようなことはしないでもらいたいですね。それは占いで政治を進めるようなことですので、まさかとは思いますが、よろしくお願いしたいものです。