ウクライナのキーウ近郊でヘリコプターが墜落し、搭乗していた内務大臣ら9人と地上にいた5人が死亡しました。墜落場所は幼稚園の敷地内だったようで、地上の犠牲者のうち一人は子どもだったようです。
この痛ましい出来事の真相は定かではありませんが、ピンポイントでこのヘリを狙ったロシアの破壊工作の可能性が大きいと思われます。
いま、ダボス会議が開かれていますが、そのなかでフィンランドのマリン首相が「ウクライナの勝利で戦争を終えなければならない」と指摘したようです。
また、ロシアの凍結資産をウクライナの復興に充てるべきだとも訴えました。
フィンランド・マリン首相「ウクライナの勝利で戦争終えるしかない」:朝日新聞デジタル
マリン首相は相変わらず「愛と希望と勇気の宰相」で、フィンランドの国民はこういう首相を誇りに思っていることでしょう。プーチンの頬をひっぱたくも同然のもの言いに、私もしびれました、カッコいい。
少なくとも、ロシアの凍結資産を没収することだけでも、マリン首相の意向に沿ってほしいと思いますし、ダボス会議はその方法を探ってほしいものです。
ウクライナに侵攻してすぐ、プーチンが姑息にも長女名義で国外に蓄えていた莫大な資産を凍結されたことはよく知られることですが、プーチンの個人的な資産だけでもウクライナの復興にかなり役立つくらいの資金量だと思われますので、痛快なことこの上ない措置だといえます。
国外に出ていってどういう振る舞い方をするかという観点で言うと、安倍・麻生・菅・岸田と続いた自民党の歴代首相のお粗末さは恥ずかしくて情けなくて...。別に彼らがお行儀が悪いわけでもないけれど、存在感の無さと言ったらいないも同然。
先だって、岸田首相がアメリカに飛んでバイデンと会ってもCNNでは何も伝えなかったようだし、歓迎されているようでもなかったようだ。
「来なくていいから、金だけ出して」といった感があって、まるで忘年会における部長や課長の立場にさも似ている。
大谷翔平が野球を引退して40歳くらいで日本の首相になったら、あるいは杉並区長の岸本聡子が首相になったら、英語でマリン首相くらいのカッコいいことを喋ってくれそうで、日本が誇る「愛と希望と勇気の宰相」になれそうに思いますが、単なる夢想でありました。
フィンランドのマリン首相、もしロシアが戦争に勝ってしまったら、何十年とその侵略の振る舞いを見なければならなくなるし、他の国にも「侵略はして良い」というメッセージを与えてしまう、ウクライナが勝つ以外の選択肢はないと発言。今日のダボスにて。pic.twitter.com/hEXfcLr0AI
— Hirano Takashi 🍉 平野高志 (@hiranotakasi) 2023年1月17日