遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

日本の国会は詐欺的テーマパークのようで怪しいアトラクションばかりだ「入場料返せ」

「モーニングショー」(18日放送)に玉川徹が出演していて、コメンテーター席に座っていたそうです。
ただ黙って座っていただけでなく、麻生太郎(「少子化の原因は晩婚化」)や成田悠輔(「高齢者は集団自決しろ」)の発言について、爽やかだけど真剣に「コメンテーター」していました。玉川徹が出演するたびに、Twitterのトレンドになるので、そのことを知りました。

いつの間にか成田悠輔がコメンテーター席に座っていて、今週も菊間千乃弁護士の出演曜日に彼を発見しましたが、「集団自決」発言以来虫唾が走る顔になりましたので1秒でチャンネルを変えました。担当ディレクターかプロデューサーは頓馬な人間が担当しているんですかね。

ご丁寧なことに、成田の経歴詐称が問題視されてから、モーニングショーは彼の肩書をこっそり修正(イェール大学助教授→助教)していて、玉川を謹慎させて番組を降板させたテレビ局にあるまじき行為だと思います。

私はずっと録画していた番組でしたが、今はやめています。でも羽鳥慎一(と玉川徹)モーニングショーに早く戻って欲しいと思っています。

かつて、国会審議でカップ麺の値段を知っとるか?と野党議員に訊かれた総理大臣麻生太郎は、「400円くらいじゃないの?」と答えて、当の野党議員が「170円くらいです」と種明かしをしてやったそうです。その答弁に、麻生は日本中からブーイングの嵐を受けました。それが引き金になったわけではないですが、麻生自民党は選挙に歴史的な大敗を喫して民主党に政権を譲りました。

それがここに来て、あの麻生の「400円カップ麺」が現実味を帯びてきそうな物価上昇になっています。今後は、いくら金を出しても食糧が手に入らない時代が待っているような気がして、身震いがしてしまいます。

ここから別件で。

水道橋博士が参議員を辞職しましたが、どうしてるかなあと思っていた矢先の辞任劇でした。もっとも、休養に入るときにも議員をやめたいという本人の意向があったようですから、やっぱりという思いでニュースを見ていました。

彼の残りの任期は、れいわの5人の議員でリレー体制でバックアップするということも同時に目にしました。まあ党としての一貫性があれば良いってものでもないだろうと思うのですが、今後どんなことになるのかならないのか注目であります。

ところで、そのリレー体制について批判の声が大きいようですが、それはそれとして、NHK党のガーシーにいたっては国会に登院さえしていないのだから、そっちの方こそ強く批判すべきだと思います。(してるかもしれないけど)

維新の会の中条きよしも、国会で自分のディナーショーの宣伝をしたり、文春砲に「年金保険料750万円未納」とバラされたりしていて、まさに維新のシンボリックな議員になったりしていて(笑)、それらに比べればれいわのリレー体制の方がマシな気もするし、いろいろ楽しいことであります。

ということで、国会は詐欺的テーマパークのようで、怪しいアトラクションは楽しめなくて「入場料返せ」といったところであります。