彼が7月の参院選に当選してからも、Youtubeで彼の話を聞いたりゲストを呼んで対談するのを見る機会はありましたが、うつ病の症状をを感じることはありませんでしたが、ここに来て休職することになったようです。
選挙で各地を遊説したり国会議員としてプレッシャーを感じたりすることがあったのでしょうか、今までいた自分の場所との隔たりを感じたのかもしれませんね。議員辞職も考えたようですが、とりあえずは年内は療養するそうですから、また元気になって帰ってきてほしいものです。
その一方で、厚顔無恥な自民党議員たちの健在ぶりには驚くばかりです。とりわけ、統一教会との関係や政治資金問題や女性差別問題などででいろいろ取りざたされている大臣や副大臣や政務官など閣僚の、すっとぼけぶりや恥知らずな逃げ方は、まさに「政治屋」のサンプル素材のようなものを感じます。
少なくとも数千万人単位の国民から、「この嘘つき!」「議員辞めろ!」「税金返せ!」「仕事しろ!」「議員じゃなく反社だ!」「仮病使うな!」「逃げるな!」みたいな感情付きで眺められているにもかかわらず、仮病以外の病気にはならずに職を辞することもせず、のらりくらりと時間が経てば忘れてくれるだろうと思っているようです。
あるいは、自分のことを擁護してくれる人や支持してくれる人も数千万人単位で存在していると勘違いして、白い目で見られていることを感じていないのかもしれません。まあ・そのことがとりもなおさず厚顔無恥なのですが、なんとも大変な集団が国会や地方議会で「自分は偉い」と思って生きているようです。
「もりかけサクラ」問題は、役人の自殺者まで出た大問題ですが、安倍晋三周辺の限定的な範囲の事件でしたが、皮肉にも彼の命を奪った原因ともなった統一教会問題は、彼が亡くなったことによって多くのことが明るみに出てきて、地方組織も含めて自民党内の広範囲に広がった大問題に発展しました。
しかし、自民党内の広範囲の不祥事だからこそ「自分だけじゃない」という意識が、統一協会関連議員の意識の底に存在するのか、当該議員たちが反省して悔い改める態度に転じきれないところがあります。同じ与党の公明党議員の選挙運動母体が創価学会だということも、少しは影響しているのかもしれません。
議員自身が統一教会の信者だったり、無報酬で議員秘書になったり議員事務所で無償で働く信者の実態や人数もなども不明で、国家機密のような重要事項が韓国の教団本部に漏れ出ている可能性についても今後の調査対象だと思います。
統一教会問題は、信者や宗教二世の人権問題と並んで、無垢な信者の金が教団に流れ、厚顔無恥な議員や要人の情報が教団に流れるという、二つの大問題が横たわっているということの認識がいま一度広く認識されるべき大問題だと思います。
そういう意味でも、安倍元首相の死を決して無駄にすることなく、二度と悲劇が起らないために統一教会がどんな影響を国政に与えているのかをしっかり調べて明らかにするべきでしょう。
とり急ぎ自民党は一線を引いて「自民党」と「統一教会党」に分裂すべきで、統一教会党の党役職や閣僚の首を切って、党内浄化を図るべきだろうと思うきょうこの頃であります。