ロシアがウクライナに侵攻しました。1週間ほど前には一旦終息すると見えたのですが、まさかの最悪の事態に陥りました。
バイデン大統領が眠りについた頃に、ベラルーシの国境でロシアのロケット弾がウクライナに撃ち込まれ、ロシアの戦車がベラルーシの国境を越えてウクライナに入っていきました。そのようすは、CNNが動画で伝えていました。
CNNの記者たちは、現地ウクライナの各地から米国のスタジオと結んで、ライブ放送で現況を伝えています。当然のことですが、ウクライナ情勢以外は伝えていません。
プーチンのねらいは、ウクライナの政府転覆(親ロシア派による政権を確立)とウクライナ全土を手に入れることだというアメリカ政府筋の考えを伝えています。いずれにせよ、プーチンを止めることはできないし、闘いは行きつくところまで行くだろうとの見方ですし、ウクライナの軍隊もそれを迎撃する構えだと防弾チョッキを着けたCNNの記者は憂いていました。
ウクライナの首都キエフの道路は、東の方に逃げようとする車で渋滞していますし、かろうじてATMで現金を下ろした住民たちの一部は着の身着のままで、地下鉄のホーム・地下鉄車両など安全な場所に身を潜めて戦況を見守っています。
ウクライナは、陸軍・海軍・空軍・空中機動軍・特殊作戦軍の五軍種から成る総兵力20万人以上の軍が存在しますが、ロシア侵攻の抑止力にはならなかったようです。日本国憲法九条に自衛隊を明記したとしてどうにもならないことが証明されたような気がします。
ひとりのチキンな愚か者のせいで戦争がはじまりました。こういう愚か者(かつての日本軍や安倍晋三のような首相)が他国に侵略しないために日本国憲法が制定されたということを、今回のプーチンの愚かな行動をもって再認識する必要があるでしょう。
プーチンの言い分もいろいろあるのでしょうが、彼は長くロシアのトップにいすぎていて、スターリンのような悪魔的存在になりたがっているようです。安倍晋三はこの男にまんまとだまされて、北方領土を多額の援助金とともにロシアに持ち去られてしまいました。
しかし、現在の米国の大統領がトランプでなかったことは不幸中の幸いだったと思います。トランプとプーチンと習近平と安倍晋三が揃い踏みしていないことは、ラッキーだったと言えましょう。
ということで、ロシアには要人の銀行口座凍結など金融制裁措置がとり急ぎ取られるようですが、米国バイデン大統領やEUなどNATO加盟国のきょうからの動きを注視するとともに、わが国がどのようなことに役に立てているのかを見守ることにします。
すでに両国に犠牲者が出ているようですが、一刻も早く平和裏に事態が収束し大規模な戦闘が回避されることを祈るばかりです。
#戦争反対
#NoWar