遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

大阪が東京を超える/コロナの累計死者数

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大阪府の吉村洋文知事が13日定例会見を行った一部分を字起こししたものが以下。

news.yahoo.co.jp《吉村:僕の中では感染者っていうのは、やっぱりそれに感染して、ほかに感染させる力がある状態で、PCRで陽性っていうのは、陽性者はあくまでもPCRで陽性になった人っていうのが陽性者であって、それはイコール感染者ではない。人に感染させる力がなくなっている人も、これはやっぱり陽性者にもなるし、疑陽性の話だってあるし。陽性に出たのが陽性者であって、イコール感染者ではないというのは、僕の頭の中では十分理解していますが、一般用語で使うときには、そこはまとめて使っているときはあります。》
私はこれを理解するには年を取り過ぎているかもしれない。というか、この男の言葉を聞きたくない顔も見たくないというのが正しいかもしれない。

菅首相も同類。ただ、菅の発する言葉は書いたものを読んでいるだけだから、その空虚さがよく分かるのだが、吉村の言っていることはカオスだ。

大阪都構想住民投票の敗北のショックからまだ立ち直っていないのか、それとももともとこういう男なのか。「イソジンはコロナに効く」は、明快だったのになあ。

そうこうしているうちに、大阪のコロナによる累計死亡者(714人)が東京を越えたというショッキングなニュースが入ってきた。

さもありなんのニュースだが、それでも大阪人は維新を支持するつもりなのだろうか。松尾貴史ツイッターで怒っております。
松尾 貴史 @Kitsch_Matsuo
二重行政解消の名目で府立公衆衛生研究所と市立環境科学研究所を統合・独立行政法人化し民営化を強行。市立住吉病院を廃止。府立健康科学センターを廃止。千里救急救命センターへの補助金廃止。
府立病院の予算大幅削減。
そこへコロナ禍のすっとこどっこい、目を覆う。
#関西のコロナも維新の人災

13日の会見では次のようなことも言っている。
《吉村:(コロナ対策は)裾野を広げて、民間も公立も、やっぱり公的・公立病院が主軸になるのは当然だとは思いますけれども、その中でもやっぱり民間病院も一定程度はその役割をお願いしたいというところなんです。なので、どっちかに寄せ合うとかじゃなくて、そのどっちもやっぱりやっていかないと、いけないんじゃないかというのが、これを乗り越えられないんじゃないかというのが僕自身の問題意識です。》

そのことについて、怒りのツイートが相次いだ。

山内 憲之@kyrino
橋下府市政以降、民間にやらせたら何でもうまく行くという理屈で、公的医療を削減した。それが今や民間病院はコロナ対応が不十分と言ってるわけでしょ? やってること全て裏目じゃないか。結果責任取って。

2万%橋下もイソジン吉村も雨がっぱ松井も、どこ向いて仕事をしてきたのか。

大阪府をぶっ壊すつもりだ。

日本をぶっ壊す大阪をぶっ壊す大阪府二重行政こそ早く解消するべきだろう。

菅も吉村もいろんな意味でちょっと危なくなってきている。彼ら自身がまず崩壊寸前なのだ。