遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

自民党総裁選・衆議院解散・総選挙のリスケジュール

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昨日の拙記事で、自民党菅義偉総裁で衆院選を戦ってほしいと祈ったら、どうやら願いがかなったようだ。

ニュースによると、菅は来週にも自民党の幹事長などの役員交代を実施し、そのうえで新しい内閣を立ち上げて、衆議院を解散して総選挙に突入するというリスケ(リスケジュール・予定変更)を敢行するようだ。

そのスケジュールに「自民・総裁選」が入る余地はなく、自民党菅義偉を選挙の顔に据えたまま総選挙を戦うことになる。

菅は、下村博文を総裁選から引きずり下ろして暖機運転を完了させておいて、ついで二階幹事長を交代させるというパワープレイを敢行することになる。

行政手腕などは皆無の菅だが、党内では総裁らしくなかなか頑張っている。誰か菅に追随しているのだろうか。後ろ盾もなくパワープレイはできないだろうから、おそらく安倍と麻生が裏で操っているのだろう。

相も変わらず、無恥無知無能の安倍・麻生・菅ユニット自民党を引っ張っている。

ところが、この1年半のコロナ対策の無策による医療崩壊や経済の失速、オリンピックにかかる無駄使いや不手際や中抜き企業へのお手盛りなどについて国民の怒りは頂点に達している。その結果は横浜市長選挙で顕著になった。

その国民の怒りを読めないところが、無恥無知無能の安倍・麻生・菅ユニットの真骨頂なのだ。衆院選で少なからず議席を失うことは覚悟していて、自公で過半数を割ることにでもなれば、維新の会を政権に取り込むということも決まっていると思う。いっそのこと、維新を解散させて自民党に取り入れてくれば話は単純になるのだがそうもいかないのか。

ということで、来週にも衆議院は解散になり、10月5日公示10月17日投開票で総選挙のスケジュールが固まりそうななか、野党、立憲民主党共産党社民党・国民民主党衆議院選挙での共闘体制への準備は順調なのだろうか。

政権交代は無理かもしれないが、国民のために国民に代わって自公維連合に鉄槌を下すために候補者一丸となって総選挙を戦っていただきたいものだ。