遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

とりあえずは国民の命と暮らしを守る政権をめざせ野党!

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昨日、拙記事で当面の政治日程について

9月中旬に衆議院解散

衆院選(10月5日公示10月17日投開票)

自民党総裁

とお伝えしましたが、さすがに「こんなときに解散してどうすんだ」という声に菅が首をひっこめたようで、解散をおこなわず任期満了の形で衆院選を実施することになったようです。それにともない、自民党の「選挙の顔」を決める総裁選を当初の予定通り9月29日に実施するようです。

まとめますと、

自民党総裁(9月17日告示 9月29日投開票

衆院選(10月5日公示 10月17日投開票

となりました。ことのくだりは下の「Nスタ」動画でホラン千秋さんがわかりやすく説明してくれています。

www.youtube.com

ということで、紆余曲折はありましたが自民党の総裁選で9月は国政は何も動かなくなりそうです。これはとんでもないことだと思います。

大阪では、昨日1日でコロナ感染者が3000人を超え12人が死亡しました。全国あちこちでクラスターが発生し、若年層と子どもたちに感染が広がりつつあります。

綾瀬はるかさんがコロナの中等症で入院したそうですが、彼女が上級民だからとかではなく墨田区住民だったので入院で来たそうです。墨田区民はだれでも入院できるそうで、同じ東京都に住んでいても行政のしっかり度合いで入院の可否に差がつくようです。

日本国も行政のしっかり度合いでは、いまのような医療崩壊による国民放置のようなことにはならなかったはずです。

野党の再三の要求にもかかわらず、与党は臨時国会を解散しません。昨年余した予算が30兆円も有り、臨時国会補正予算を組んで新たなコロナ対策を実施できる原資があるにもかかわらず、与党は菅首相が野党の追及でボロボロいなることを恐れてか臨時国会をかたくなに開催しません。その間に国民こそが疲弊してボロボロいなっていくことを与党は想像できないようです。

政権政府のさまざまな不手際や怠惰な態度によって、国民の生命や暮らしが脅かされていて改善の兆しさえも見えてこないことは、許されることではなく選挙で糾弾されるべきでしょう。

自民党の総裁は、菅か岸田になるのでしょうが、どちらが顔になろうと国民の怒りは収まることありません。

前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民)@brahmslover
総理大臣を選ぶ選挙は、自民党総裁選ではありません。衆議院総選挙です。

と前川さんはつぶやいていますが、総理大臣を選ぶのはわれわれ国民だということを自民党はどう思っているのでしょうか。

野党は共闘して10月の衆議院選挙で勝利して、国民救済内閣の確立を目指すべきです。とりあえず目先の国民の命と生活ことを考えてくれないと、「長い目」でなんか見ていると私たちに未来はないのです。そのことをよく理解して総選挙に臨んでいただくよう切にお願いいたします。