遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

安倍と菅の遺した不祥事の後始末は新総裁がするのか?

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昨夜のBS-TBS「報道1930」に石破茂福山哲郎が出演。石破は自民党総裁選に出馬しないとも伝えられているが、番組ではそのことについてはまだ分からないと言うにとどめた。
しかし、石破と福山はそろって「今すぐに臨時国会を開いてコロナ対策をやるべきだ。政治の空白は許されない」と語っていた。

また、安倍晋三菅義偉が積み残して放置されたままの不祥事やコロナ対策(上の画像)を、次の総裁候補がどこまで後片付けするのか、総裁選の論戦の中ではっきり示すべきだとも述べていた。

小沢一郎(事務所)@ozawa_jimusho
官邸にはいろいろな汚物が埋まっている。それを掘り起こされたら大変なことになる。だから安倍氏や菅氏は権力の私物化の証拠を永遠に眠らせてくれそうな人物を支援することだろう。自民党内の権力闘争では政治は変わらない。コロナそっちのけの自民党のお祭り騒ぎがその証拠。政権交代以外に道はない。

渡辺輝人@nabeteru1Q78
安倍、甘利、籠池、加計。桜を見る会に前夜祭。ジャパンライフ巨額詐欺事件。みんな忘れない。絶対だヨ☆

メディアは自民党の総裁選報道に偏り過ぎとはいえ、残された安倍と菅の不祥事のことを総裁選とリンクさせて伝えるべきだろう。

安倍は昨年5月、黒川検事総長の誕生を画策したが失敗に終わったことで、これはやばいことになったとコロナ対策も適当にして後じさりをはじめ、ちょうど1年前に現職の内閣総理大臣を辞職してしまった。にもかかわらず、菅義偉に続き次の総裁選にも暗躍して「残した不祥事」から逃げようとしている構図が見える。

また、衆院選は当初の10月17日投開票から、さらに1か月ほど後ろにずれ込むようで、国民の命と暮らしは打ち捨てられたまま2か月以上の空白を生むことになる。

任期切れ間近の首相や衆議院議員が政治を放り出している状況(レームダック)は許されないことで、野党やメディアの抗議や追及を期待するものである。