遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

2020年に読んだおすすめ本ベスト6

f:id:toship-asobi:20201231003601j:plain

3年続けてきました、私の読んだ本の中からおすすめ本のご紹介。

例によって、読んだ冊数が少ないので、ノンフィクションとフィクションそれぞれ3冊の推薦です。この1年はほとんど引きこもった生活だったにもかかわらず、手を伸ばせば読むべき本が置いてあるにもかかわらず、20冊程度の読書量でした。でもとても楽しめた20冊でしたので、充実した時間を持てました。

2020年に読んだおすすめ本ベスト6

〇ノンフィクション(読了順)
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」ブレイディ みかこ
「あやうく一生懸命生きるところだった」ハ・ワン
「猫を棄てる 父親について語るとき」村上 春樹

この3冊を迷うことなくお勧めできます。

〇フィクション(読了順)
「黄金列車」佐藤 亜紀
「こちらあみ子 」今村 夏子
首里の馬」高山羽根子

まったく性質も素材も舞台も異なったこの3冊の小説は、とても楽しめました。女性の作家が粒揃いなのは、ここ数年同じ傾向が続いている気がします。

古谷田奈月の「神前酔狂宴」 、絲山秋子の「御社のチャラ男」、アンソニーホロヴィッツの「メインテーマは殺人」の3冊も素晴らしかったです。

2020年私の読んだ本は以下の通りです。(読了順)印は、ぜひお勧めしたい1冊です。
ノンフィクション、エッセイ
「大家さんと僕 これから」矢部 太郎
「つけびの村  噂が5人を殺したのか?」高橋ユキ
交通誘導員ヨレヨレ日記」柏耕一
「ソール・ライターのすべて」ソール・ライター
「58歳から 日々を大切に小さく暮らす」ショコラ
木村伊兵衛 パリ残像」木村 伊兵衛
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」ブレイディ みかこ
「あやうく一生懸命生きるところだった」ハ・ワン
「猫を棄てる 父親について語るとき」村上 春樹
「兄の終い」村井 理子
「東大卒、農家の右腕になる。」佐川 友彦

フィクション
「神前酔狂宴」古谷田奈月
「罪の轍」奥田 英朗
「ザ・ロイヤルファミリー」早見 和真
「星の子」今村夏子
「黄金列車」佐藤 亜紀
「こちらあみ子 」今村 夏子
「背高泡立草」古川 真人
「御社のチャラ男」絲山秋子
「熱源」川越 宗一
「メインテーマは殺人」アンソニーホロヴィッツ
首里の馬」高山羽根子

 

2019年に読んだおすすめ本ベスト6
〇ノンフィクション(読了順)
「箱根0区を駆ける者たち」佐藤 俊
「私が食べた本」村田沙耶香
「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」kemio

〇フィクション(読了順)
「地球星人」村田 沙耶香
「夢見る帝国図書館」中島 京子
「土に贖う」河崎 秋子

2018年に読んだおすすめ本ベスト6
〇ノンフィクション(読了順)
「SHOE DOG(シュードッグ)」フィル・ナイト
「24歳の僕が、オバマ大統領のスピーチライターに?!」デビッド・リット
「牛を屠る」佐川光晴

〇フィクション(読了順)
百年泥石井遊佳
コンビニ人間」村田 沙耶香
「TIMELESS」朝吹真理子