テレ朝のモーニングショーの冒頭、横長の特徴ある建物が焼け落ちる映像を見て、「何?那覇?まさか首里城?」と思ったら、案の定首里城が真っ赤な炎に包まれて焼け落ちる映像だった。戦慄した。
その次に脳裏をかすめたのが、「出火原因は?まさか放火?テロ?」といった一連の不吉な予感。城内では夜遅くまでイベントの準備中だったようで、出火原因はその関係なのかもしれないが、原因は徹底的につきとめていただきたい。
首里城は、沖縄の人たちにはパリっ子にとってのノートルダム寺院のような存在で、沖縄のシンボルだった。涙で焼け落ちる首里城を見ている人たちに心が痛んだ。
首里城は、何度も戦火などで消失し、最後には太平洋戦争の沖縄戦でアメリカ軍に破壊された。その後、1990年までに現在の規模になり、修復は今に至るまで繰り返されてきたという。
首里城は、沖縄の平和のシンボルでもあった。なので、私の「不吉な予感」は、辺野古の基地反対運動に対する動きでは?というところから発生した。
いずれにせよ、一刻も早く元の姿に再建されることを願っている。
そのかわりに、辺野古基地のための埋め立て工事は永久に休眠ということで、玉城知事は手を打ちたいと思っているだろう。私もそれに賛成したい。