このポスターを描いたひとの作品が欲しい。
青いガラスのオブジェが欲しい。
南極の氷を連想するような、透き通ったブルーのオブジェが欲しい。
ご存知でない方は、
この作者をあてるのは難しいかも。
このポスターの作者は、
スキンヘッドに着流しスタイルのゲージツ家、
クマさんこと篠原勝之。
状況劇場のポスター作家は、1960年代の横尾忠則、
70年代の篠原勝之がつとに有名。
因みに状況劇場は、唐十郎が主宰し、李麗仙、根津甚八、小林薫、佐野史郎などを輩出。
(大鶴義丹をもまさに世に出した。ジョーク。)
篠原は、「鉄のゲージツ家」から、
いまはガラスに魅せられた「ガラスのゲージツ家」か。
鉄のオブジェもいいけれど、この人のガラスにオブジェは、
繊細で素晴らしい。
「欲しい」と思う。
状況劇場のポスターも、カッコよくて、欲しいと思う。
クマさんは、絵の筆は折ったのだろうか。