昨日7月30日で基本設計の打ち合わせは、ほぼ完了。
部屋や水周りや納戸等のレイアウトが完了し、外観も含め、家の骨格が完成した。
キッチン・ダイニング・リビング・和室の床は、結局オール・フラットにすることに決めた。
はじめは、和風モダンか純和風を希望していたが、まったく異なったものになってしまった。
いままでが、木と畳と土壁と黒瓦の家に住んできたのだから、後半生は違ってもいいかなという気がして、基本設計の段階で、和風にこだわらないと建築家のT先生に告げる。
とはいえ、木や自然素材を使った在来工法の建物になるはずだから、無機質な感じのものではない。
大きさはこちらの希望に沿ってもらったが、A-1社の価格シミュレーションによると、予算を大幅に、実に20%も上回っている。これでは、マイカー購入をかなり先延ばしに(今のクルマは8年半も乗っているのに)しなくてはならない。
どこまでコストを削減できるか、これから勝負のときが訪れる。
費用削減その1。
このマイホーム建築企画は、施主提供もOKである。つまり我々施主が、建築資材や設備を調達してきてもいいのである。
たとえば、ネットでいい床材を見つけて、ネットで購入して、工務店に提供して施工してもらうという方法である。
A-1社のYさんは、我々のために、情報を集めて、廉い資材を探してくれている。T先生も、同じである。
これは、大いに助かる。こういうことのために、我々はこの企画を選択したのではあるが。
昨日は、Yさんが見つけてきてくれた、床材のサンプルと価格表と、T先生が実際使ったことのある蓄熱式床暖房と水周りの小物・水栓等のパンフレットを見ることが出来た。
我が家の床は、天然大理石の蓄熱式床暖房にする予定である。
と書くと、豪邸に思われるだろうが、大理石も床暖房も思いのほか高くないのである。
大理石で予算が合わなければ、タイル床の選択肢もある。タイルだとさらに低価格で、しかもお洒落である。木製合板より廉いものがいっぱいある。
タイル=割れる、というイメージを持っていたが、そんなことはないようである、確かに硬そうだ。しかも、床暖で化学物質が出てくることもない。タイルもいいなあ。
http://www.sanwacompany.co.jp/index.html
ただ、材料は廉いが、加工賃は別であるから、割高になる可能性も残っている。
蓄熱式床暖房は、深夜電力で蓄熱する方式で、イニシャルコスト(施工費込み)はそこそこするが、ランニングコストは安価で済む。
まだ、使用していないのでなんともいえないが、石またはタイルの床との暖房効果に期待している。
費用削減その2は、のち章を改める。