遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

御用学者が被ばく量データを改ざんか

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年末に毎日新聞がこのニュースを伝えていた。

個人被ばく線量論文、同意ないデータ使用か 東大が予備調査

そして、年が明けて1月8日になって、NHKがネットニュースで伝える。

被ばく量を過小評価 論文修正へ

東京電力福島第一原発の事故による住民の被ばく量について、東京大学の名誉教授らが3分の1程度に過小評価する論文を発表していたとして、学術誌に修正を申し入れたことがわかりました。
名誉教授は「計算プログラムのミスによるもので、意図的な誤りではない」としています。》

この名誉教授は早野龍五。データを改ざんして学術論文を書いていた。

被ばく量を訂正するだけで済む話ではない、「計算プログラムのミス」がどんなものだったのかを説明してもらおう。

何に基づいたデータをどのような仕様でプログラム処理したのか、説明してもらおう。
ていねいに説明してくれたら、素人でもわかるはずだ。ただちに、記者会見を開くべきだろう。

これは、自殺者まで出したSTAP細胞騒ぎより悪質ではないだろうか。
悪質タックルを命令した日大アメフトボール事件より、影響の大きさで、はるかに悪質ではないだろうか。
セクハラやパワハラで教授の職を追われた教授たち以上に、この名誉教授は悪質ではないだろうか。

福島県伊達市の住民の申し立てには「線量を過小評価するための捏造(ねつぞう)が疑われる」とあり、東大は予備調査を始めたという。

繰り返して言うが、「意図的な誤りではない」と言うなら、きっちりと説明してもらいたいものだ。国立大学の名誉教授なら、当然のことだ。逃げてはいけない。