遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

主要声優陣の降板とラノベの出荷停止

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アニメ『二度目の人生を異世界で』の主要声優陣が降板を発表したというグッドニュースを目にした。

二度目の人生を異世界で』がテレビアニメ化され、10月から放送されることが発表されていたようだが、作者のまいんが過去に中国や韓国を侮蔑する発言をSNS上で繰り返していたことが指摘され、問題視されていた。

降板を発表したのは主人公役の増田俊樹をはじめ安野希世乃中島愛山下七海の4人。彼らは、すべて20代の若者で、メインキャストとして発表されていた声優陣が全員降板する事態となったようだ。

また、ホビージャパンは、これまでに刊行された『二度目の人生を異世界で』のラノベライトノベル)計18巻を出荷停止にすることを決めた。

これを受けてまいんという作者は、「多くの方に不快な思いをさせてしまう不適切な表現をお詫びします」とツイートで謝罪している。

しかし、私が読んだ限りではまいんの過去のツイートは「不適切」どころか、表現者としてあるまじき言葉を連ねて、明らかに憎悪を含んだ差別的な表現で、韓国と中国の人たちへの醜いヘイトを繰り返している。

自主降板した声優たちは降板理由を明らかにしていないが、原作者のヘイト発言以外に理由原因は考えられない。

彼らの行動が、原作者の炎上と謝罪、当概ツイッターの削除、当該ラノベの出版見合わせという一連の事態を引き起こしたのなら、それは勇気ある素晴らしくて画期的な行動だと讃えたい。あっぱれ!

ということで、マインという人物が何者なのか全く知らないが、「自己責任」で発したことばが「ブーメラン」のように自分に返ってきた結果になって、気の毒なことである。合掌。


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