遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

コリドラス・ステルバイ/アクアリウム

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わが家の熱帯魚水槽の生体ですが、「カラシン目」と「ナマズ目」と「エビ目」の3種類に分かれます。

エビ目は、「ヤマトヌマエビ」を飼っています。金属質の小さなロボットのようで、観賞に耐えますが、藻やコケを食べてくれるお掃除屋としても重宝しています。

カラシン目とは、熱帯魚の最もポピュラーな種類の南米原産の魚で、代表格はネオンテトラでしょう。わが水槽には、いまグリーンネオンテトラとレッドテトラとプリステラが泳いでいます。大きさは2~3㎝で水槽の中層部を活発に遊泳しています。

そしてもう一つがナマズ目。南米に広く分布するかわいいナマズの種類で、「コリドラス」という200種にもおよぶ魚がいますが、私はそのコリドラスを4種類飼っています。

画像は、コリドラス・ステルバイです。他に、コリドラス・パンダコリドラス・パレアタス(通称「青コリ」)、コリドラス・アエネウス(通称「赤コリ」)が我が家の住人(全部で13匹)です。大きさは成魚でも5~7㎝くらいで、我が家のコリたちはまだ5㎝未満です。

コリドラスは、おとなしい魚でエサを食べるときは活発に泳ぎますが、通常は水槽の底の流木などの物陰で静かにしています。あるいは、底砂の間のこぼれエサをまさぐっています。そのおかげで、いつも底砂はきれいに保たれています。

4匹飼っているステルバイが気品があって私の一番お気に入りですが、他のコリドラスも出しゃばらない性格でとても品格があります。混泳が可能で素直な気質でとぼけた表情のコリドラスが、私は昔からのお気に入りです。

熱帯魚と言えば、グッピーエンゼルフィッシュが人気の種類ですが、ヒラヒラとしたヒレの魚は苦手で、まだ飼育したことがありません。

いまの水槽は3代目になりますが、シャープな体形の小型の「カラシン」と、上品でおとぼけ味のある「コリドラス」が私の定番になっています。