遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

メキシコの犬

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今年の抱負は、悪化した健診データの改善。そのために、もっと活動的に暮らそうと思う。

年末から年始にかけて、将棋の藤井聡太四段の対局(王座戦予選)や、彼のこの1年を追いかけたドキュメンタリー(NHK)や、デビュー前の奨励会時代からから追いかけたドキュメンタリー(東海テレビ)を見て愉しんだ。
あまりにも藤井聡太を追いかけすぎて、飽きてしまうのが怖いかもしれないが、デビューしてすでに10敗しているので、それはそれでスリリングな勝負が楽しめている(勝ち数は55)。

また、YouTubeで柴犬と黒猫を飼っている家族の投稿映像を何本も観て楽しんだ。柴犬はモモ、黒猫は天(てん)という名前で、二匹とも赤ちゃんの頃から一緒に家の中で暮らして来た。物語も何もなくただ彼らと飼い主の夫婦だけの日常を記録したもので、それだけで実に愉しい。
この飼い主と犬との関係を見ていると、言語を介さない人間と動物の関係性に改めて感心し、言語を操る人類が尊い存在だということは勘違いだという気がしてくる。

上記画像は、紀元前200-後200年頃にメキシコで作られた、メキシコの犬だという。(Princeton University Art Museum蔵)