遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

駆けつけ警護は「逃げ恥」で良し

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山崎 雅弘さんがリツイート
 マッキ世も末(アベと麻生は学歴もペテン) @akhila7  
「人間の行為の中で何がもっとも卑劣で恥知らずか。それは権力を持った人間が安全な場所に隠れて戦争を賛美し、他人には愛国心や犠牲精神を強制して戦場へ送り出すことです」(ヤン・ウェンリー銀河英雄伝説」より)

駆けつけ警護の意味
現地の国連司令部の要請などを受け、離れた場所で武装勢力に襲われた国連職員やNGO職員、他国軍の兵士らを助けに向かう任務。実施するかどうかは、自衛隊の派遣部隊長が要請内容を踏まえて判断する。警護対象を守る際には、武器を使う可能性もある。
(2016-11-16 朝日新聞 朝刊 1総合より)

画像は、青森市での南スーダンPKO派遣部隊の壮行行事から。20日に派遣された350人の陸自隊員の顔を見ると、まだとても若い。これぞ、究極のブラック企業(部隊)に雇われた派遣職員(隊員)という感じがする。

解散風しか吹いていない永田町という世界で最も安全な場所から、チェスのコマのように若い兵士を動かす。現在の大本営は、お化け屋敷のような内閣に棲むゾンビみたいな閣僚である。

言語道断の「土人」発言をした大阪府警の若い警察官は、言葉使いも教えられないで、基地反対派への憎悪を募らせた。彼を弁護する気は毛頭ないが、しかし彼も権力に飼い殺しにあったも同然だ。

同じように、南スーダン派遣される自衛隊員たちは、「私は駆けつけ警護に来ただけです」という看板を背負っているわけでもないし、犬死するかもしれないのだ。もし犠牲者が出れば、「卑劣で恥知らず」の安倍や稲田の責任なのだ。この二人が歴史に名を残すとなれば、ただこのことだけに限られるのである。

みな死なないで還ってきたまえ。逃げることは恥かもしれないが、生き残るためには役に立つのだ。