遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

”今”を生き抜くための102冊by SEALDs

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先日ご紹介した「【必読!】シールズが選ぶ15冊!」に続く、「”今”を生き抜くための102冊」をご紹介。

国政選挙前に新たにシールズがセレクトしてくれた102冊です。選挙までに読まなくてもいいので、そのエッセンスをレビューでシールズがまとめてくれていますので、それを読むだけでも本書に興味を持てると思います。

選挙でまだ投票行動が決まっていない方は、これらのレビューをヒントにするのもありだと思われます。タイトルをヒントに態度を決めるのももちろんありでしょう。まだ人生にたっぷり時間がある方は、こういう名著に耽るくらい親しまれるのもありでしょう。

もちろん、この102冊がいま必要な社会を形作ったのは、安倍政権だということも蛇足ながら付け加えておきます。

私は60年以上生きてきましたが、こんなにひどい社会はありませんでした。貧しかった日本も、自然災害でたびたび苦しんでいる日本も、公害で汚染されていた日本も、政治汚職や疑獄があった日本もよく知っていますが、今ほど国民をないがしろにした社会は後にも先にもありませんでした。

来る参議院選挙を皮切りに、平和な時代をもう一度取り戻すべきなのです。

(以下シールズの公式サイトと102冊のご紹介)
【”今”を生き抜くための102冊by SEALDs①】昨年の基本選書15冊に続き、第二弾の102冊がついに完成。メンバーによるレビューをまとめたポスターと、102冊のリストを、ダウンロードできます。詳しくは公式サイトをご覧ください。http://www.sealds.com/

1『丸山眞男セレクション』 丸山眞男著; 杉田敦
2 『政治の眼力―永田町「快人・怪物」列伝』 御厨貴
3 『右傾化する日本政治』 中野晃一著
4 『私たちの声を議会へ―代表制民主主義の再生』 三浦まり著
5 『職業としての政治』 マックス・ヴェーバー著; 脇圭平訳
6 『権利のための闘争』 イェーリング著; 村上淳一
7 『政治的なものの概念』 C. シュミット著; 田中浩, 原田武雄
8 『自由』 齋藤純一著
9 『<私>時代のデモクラシー』 宇野重規
10 『ポスト・デモクラシー―格差拡大の政策を生む政治構造』 コリン・クラウチ
11 『憲法主義―条文には書かれていない本質』 内山奈月, 南野森著
12 『憲法 第六版』 芦部信喜
13 『赤ペンチェック自民党憲法改正草案』 伊藤真
14 『安倍流改憲にNOを!』 樋口陽一山口二郎
15 『集団的自衛権はなぜ違憲なのか』 木村草太著
16 『立憲主義について―成立過程と現代』 佐藤幸治
17 『憲法9条の思想水脈』 山室信一
18 『日本国憲法の誕生』 古関彰一著
19 『憲法と沖縄を問う』 井端正幸, 渡名喜庸安, 仲山忠克編
20 『憲法とは何か』 長谷部恭男著
21 『生活保障―排除しない社会へ』 宮本太郎著
22 『反貧困―「すべり台社会」からの脱出』 湯浅誠
23 『現代日本の生活保障システム―座標とゆくえ』 大沢真理
24 『健康で文化的な最低限度の生活』 柏木ハルコ
25 『ブラック企業2―「虐待型管理」の真相』 今野晴貴
26 『保育園義務教育化』 古市憲寿
27 『老い衰えゆくことの発見』 天田城介著
28 『人間の安全保障』 アマルティア・セン著; 東郷えりか訳
29 『定常型社会―新しい「豊かさ」の構想』 広井良典
30 『被抑圧者の教育学』 パウロフレイレ著; 三砂ちづる
31 『本当の戦争の話をしよう―世界の「対立」を仕切る』 伊勢崎賢治
32 『平和と安全保障』 鈴木基史著
33 『国際政治史』 岡義武著
34 『日米安保自衛隊遠藤誠治責任編集
35 『核兵器を禁止する』 川崎哲著
36 『沖縄が問う日本の安全保障』 島袋純, 阿部浩己責任編集
37 『戦争プロパガンダ10の法則』 アンヌ・モレリ著; 永田千奈訳
38 『<テロル>との戦争―9.11以後の世界』 西谷修
39 『安全保障という逆説』 土佐弘之著
40 『権力政治を超える道』 坂本義和
41 『荒れ野の40年―ヴァイツゼッカー大統領ドイツ終戦40周年記念演説』 永井清彦訳
42 『[新訳・評注]歴史の概念について』 ヴァルター・ベンヤミン著; 鹿島徹
43 『批判的想像力のために―グローバル化時代の日本』 テッサ・M・スズキ著
44 『日本の政治と言葉上―「自由」と「福祉」』 石田雄著
45 『沖縄戦が問うもの』 林博史
46 『ヒロシマの嘘』 福島菊次郎著
47 『日本とアジア』 竹内好
48 『戦争は女の顔をしていない』 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ著; 三浦みどり
49 『ビヒモス―ナチズムの構造と実際』 フランツ・ノイマン著; 岡本友孝他訳
50 ホロコーストからガザへ―パレスチナの政治経済学』 サラ・ロイ著; 岡真理他訳
51 『ぼくらの民主主義なんだぜ』 高橋源一郎
52 『生のあやうさ―哀悼と暴力の政治学ジュディス・バトラー著; 本橋哲也訳
53 『新版 ブランドなんか、いらない』 ナオミ・クライン著; 松島聖子訳
54 『現代奴隷制に終止符を!―いま私たちにできること』 ケビン・ベイルズ著; 大和田英子訳
55 『ネットと愛国―在特会の「闇」を追いかけて』 安田浩一
56 『福島の原発事故をめぐって―いくつか学び考えたこと』 山本義隆
57 『秘密保護法何が問題か―検証と批判』 海渡雄一, 清水勉, 田島泰彦編; 西谷修[ほか]執筆
58 『物騒なフィクション―起源の分有をめぐって』 フェティ・ベンスラマ著; 西谷修
59 『写真集ひきがね―抵抗する写真×抵抗する声』 ECD著; 島崎ろでぃー写真
60 アウシュヴィッツは終わらない―あるイタリア人生存者の考察』 プリーモ・レーヴィ
61 『私には夢がある―M・L・キング演説・講演集』マーティン・ルーサー・キング
62 『永遠平和のために―啓蒙とは何か : 他3編』 カント著; 中山元
63 『世界史の中のパレスチナ問題』 臼杵陽著
64 『あの人と和解する』 井上考代著
65 『「存在の現れ」の政治―水俣病という思想』 栗原彬著
66 『独立国家のつくりかた』 坂口恭平
67 『一般意志2.0―ルソー、フロイト、グーグル』 東浩紀
68 『公衆とその諸問題―現代政治の基礎』 ジョン・デューイ著; 阿部齊訳
69 『脱成長のとき―人間らしい時間をとりもどすために』 セルジュ・ラトゥーシュ
70 『ツァラトゥストラかく語りき』 藤直樹, 佐藤薫
71 現代思想の教科書―世界を考える知の地平15章』 フリードリヒ・W・ニーチェ
72 『ニーチェと哲学』 石田英敬
73 『切りとれ、あの祈る手をー〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話』 ジル・ドゥルーズ
74 『他者の苦痛へのまなざし』 佐々木中
75 『精神史的考察』 スーザン・ソンタグ著; 北條文緒訳
76 『人間の条件』 藤田省三
77 『明かしえぬ共同体』 ハンナ・アレント著 ; 志水速雄訳
78 『ロルティ伍長の犯罪―<父>を論じる―ピエール・ルジャンドル第VIII講』 ブランショ
79 『フェミニズム政治学』 ピエール・ルジャンドル著; 西谷修
80 『カタストロフからの哲学―ジャン=ピエール・デュピュイをめぐって』 岡野八代著
81 『ミリー―天使にであった女の子のお話―グリム童話』 渡名喜庸哲, 森元庸介編著
82 ぼくはくまのままでいたかったのに』 イエルク・シュタイナー文; おおしまかおり訳
83 『紅玉』 後藤竜二文; 高田三郎
84 『そして、トンキーもしんだ』 たなべまもる文; かじあゆた絵
85 『道はみんなのもの』 クルーサ文; ドペルト絵; 岡野富茂子, 岡野恭介共訳
86 『びりっかすの神さま』 岡田淳作・絵
87 『チポリーノの冒険』 ジャンニ・ロダーリ作; 杉浦明平
88 『僕は、そして僕たちはどう生きるか』 梨木香歩
89 『本泥棒』 マークース・ズーサック著; 入江真佐子
90 『ぼんぼん』 今江祥智
91 『知の広場ー図書館と自由』 アントネッラ・アンニョリ; 萱野有美訳
92 『オリジンから考える』 鶴見俊輔, 小田実
93 『文化=政治』 毛利義孝著
94 『文化と帝国主義<1>』 エドワード・W・サイード著; 大橋洋一
95 『Go』 金城一紀
98 『アラブ、祈りとしての文学 』 岡真理著
99 『想像ラジオ』 いとうせいこう
100 『ヒップホップの詩人たち』 都築響一
101 『民主主義ってなんだ?』 高橋源一郎, SEALDs著
102 『民主主義ってこれだ!』 SEALDs編著