遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ミスタータイガース掛布が帰ってくる

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野球のポストシーズンが楽しい。

海の向こうのタイガース(デトロイト)は、めっぽう強くて、目下のところレッドソックスがたじたじになっている。
一方わが阪神タイガースは、昨日、シーズン終了時に連勝して上昇機運に乗ってきた広島カープに敗れ、クライマックスシリーズの舞台から消滅。残念!

CS敗退は残念だけど、今シーズンは、スーパールーキーの藤浪や大リーグから戻ってきた西岡と福留が入団し、宜野湾のスプリングキャンプからウォッチし続けてきた甲斐があった、まあ良いシーズンだった。ポストシーズンはだめだったが、レギュラーシーズン2位は、良しとしよう。
 
それにしても、点の取れない打撃陣の立て直しが必要だなと思っていたら、ミスタータイガース掛布雅之が縦じまのユニフォームを着るのでは…、というニュースが飛び込んできた。
タイガース生え抜きで、打者としての実績では右に出るものがいない掛布の入団を、元ファンとして拍手で歓迎したい。
選手時代の彼は、一言であらわすと実に真摯な選手だった。もちろん一番のファンだった。
甲子園球場に響く、「四番 サード 掛布~」のアナウンスが、私の青春時代の思い出のサウンドである。
 
いまでは関西のローカルテレビで解説をしているだけの掛布だったので、タイガースのために一肌脱いでくれることに期待したい。早ければ秋季キャンプ(高知県安芸)に合流するとか。

何としてでも、もっと点の取れる、文字通り線でつながる打線を作ってほしいものだ。