遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ドラゴンクエスト -魅せられて

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 週刊朝日の「鴻上夕日堂の逆上」だったか、鴻上尚史が「ドラゴンクエスト供廚箸いΕ押璽爐料農欧蕕靴気鮓譴辰討い拭「だまされたと思って、買ってみて」「前作のドラゴンクエスト(機砲發笋辰討澆董廚箸里海函

 今にして思えば、それは、ドラゴンクエスト兇発売されて間もないころだったから、私はその前年に結婚し、翌年に最初の子供が生まれており、公私とも決して暇だったわけじゃなかった。

 だけど、「鴻上にだまされてみようか」と、会社帰りにドラクエを探しに、ダイエーに立ち寄り、そこで「ドラクエ」と「ドラクエ供廚鮓つけ、両方購入!。実は、当時ファミコン本体も持っていなかったのだが、なぜかダイエーではファミコン本体は品切れ状態であった。その後、やっと本体も手に入れて、「ドラクエ」を開始。

 それからの数週間というものは、熱にうなされたようにそのゲームの虜になってしまった。風呂・食事はそれぞれ10分。睡眠時間は2時間、それも、コントローラーを持ったままのうたた寝程度。仕事とゲーム以外には何もしなかった。
 その後、「ドラクエ掘廚らスーパーファミコン版が終了するまで、ゲーム購入後は同じことの繰り返しであった。(プレイステーションは未だ所有していない)

 職場でドラクエを広めたのも私であった。気鬚笋蟒えたあと、すぐ誰かに貸してやった。そして、兇眤圓舛ねたように誰かが借りていった。私の気鉢兇蓮△靴个蕕職場の誰かを渡り歩いていた。

 で、ゲームに行き詰ると、私のところにヒントを尋ねに来るのであった。答えを言うのは礼儀に反するので、ヒントを教え、感動を残しておいてやるのである。

 そして、靴発売された頃には、わが職場では、みな待ちきれなくて、よーいドンで購入し、ゲームを始めるのであった。もっとも、この頃は、日本中で「よーいドン」であった。

 いまだに「ドラゴンクエストマーチ」(「東京オリンピックマーチ」「インターナショナル」「ワルシャワ労働歌」「ロッキーのテーマ」も同様)を耳にすると、血沸き肉踊るのである。