遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

照明器具の打ち合わせ

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きょうは、新しい我家の照明器具の打ち合わせで、松下電工ショールームに行く。



予算は底をついたので、高価なものは要らないけれど、

ずっと付き合うものだから、現物を見ておくために設計の先生に呼び出された。


新しい家の照明は、総て本日決定。

手元灯かり用のスタンドライトなどは別で、

屋外用も含めて、基本となる照明はすべて建築費の中に含まれている。



ショールームを見歩いて、現物を見て決めるのかと思っていたら、

コーディネーターがやってきて、別室に通された。

その別室に、擬似ダイニングやリビングやキッチンが、スタジオのように作られていて、

そこに数々のいろんな照明がセッティングされていた。


あらかじめ設計の先生にお願いしていたのは、

白熱灯の色で統一してほしいということだけであった。

寒色の蛍光灯色ではなく、少しオレンジがかった暖かい色に統一してほしいと注文した。



私たちのための照明(ベーシックなものなので元々セッティングされているのか)が、

スタジオで点灯され、明るさそのものや、光の具合を実際に見ることが出来たのであった。


調光はできるが、我家は全体的に落ち着いた明るさになるもようだ。

色は白熱灯の色だが、ランニングコストを考慮して、蛍光灯を中心にした灯かりとなった。

夜に本を読むには少し暗いが、角度を変えられるスポットライトが手元を照らしてくれる。

予算外であるが、後付のスタンドを選ぶのも楽しいだろう。



松下には悪かったが、唯一の変更が、和室の灯かり。


当初は、部屋の中央に、球体の和紙のペンダントのプランであったが、

急遽、部屋の片隅に、イサムノグチの長いペンダントを吊り下げるプランに変更した。