叩けども叩けども、自民党モグラは次から次へと土中から顔を出し続けます。
つい先だって、自民党の杉田水脈を「人権侵犯」と認定し、会心の一撃にて叩き潰したはずだったのですが、きょう自民党は杉田を党環境部会長代理に起用する人事を決めました。党環境部会長代理がどんなものかよく分かりませんが、杉田は自民党に欠かせない人材ですとかなんとか言いたいのでしょう、萩生田あたりが後盾となって無理やり起用させたようです(知らんけど)。ということで、杉田モグラが土中からまたみすぼらしい顔を出してきました。
この議員は、過去に何度も不祥事・筆禍・舌禍事件を起こしていて、著名な雑誌を廃刊にまで追い込んだり、BBCのドキュメンタリー番組のインタビューで赤っ恥をかいたり、名誉棄損訴訟で敗訴していたりと、黒歴史で汚れた経歴の持ち主であるにもかかわらず、自民党の役員会に名を連ねさせています。
おなじく、パリはエッフェル塔の前でのとんがり記念撮影で、日本中から数千万本のハンマーで叩き潰された自民党の松川るいが、自民党の副幹事長に決まったそうです。こちらも杉田と同じく清和会(旧安倍派)のメンバーですから、またまた萩生田が無理やり起用させたような感じです(知らんけど)。
内閣改造時に小渕ドリル優子を自民党選挙対策委員長に据えたこともそうですが、ほとぼりがさめていようがいまいがお構いなしに党の要職に「前科者」を就任させるという暴挙に出ています。
「前科者」「壺議員」などを除けば、人事が不可能になってしまう自民党であるならば、解体して出直せばいいのではないでしょうか。
ということで、「叩けども叩けども猶わが生活(くらし)楽にならざりぢっと手を見る」の自民モグラたたきゲームは続くのでした。