昨夜の阪神タイガースは奇跡的な勝利を手にして、貯金を蓄えている最中です。
さて、2020年度に阪神タイガースからドラフト指名され入団した選手たちがいま大活躍中です。
ドラフト1位だったのが佐藤輝明(24)で、4球団(阪神、巨人、ソフトバンク、オリックス)競合の末、阪神が獲得しました。
2位指名が、ルーキーイヤー2021年から先発ローテンション入りの伊藤将司(27)
5位指名が、今シーズン初めの巨人戦であわや完全試合というデビューをはたし先発ローテーション入りした村上頌樹(24)
6位が、これまた2021年からレギュラーでWBCにも選ばれた中野拓夢(26)
8位が、中継ぎ投手として活躍中の石井大智(25)で、
いま彼らがいなかったとしたらちょっと大変なチーム事情だった可能性があります。
佐藤輝明はともかくも、他の選手たちをスカウトはよくぞ探してきたと思います。まことにグッジョブなのであります。
さて、今年の阪神の内野陣の充実度・活躍ぶりは素晴らしいと思います。
今年から内野の全てのポジションが新しくコンバートされた内野陣で、ショートに木浪が定着した後は不動の4人となりました。
ともに走攻守に抜かりがなく、佐藤の打撃の調子が戻ってきて不動の先発4人衆であります。
中野拓夢以外の3人は、少年野球の投手経験者で強肩で、みなフットワークもよく、今年は守備もよくなってダブルプレーの数が多い気がします。
岡田監督は就任以後ずっと「野球は守り」と提唱してきましたが、開幕2か月にしてその思いが結実してきたようです。
阪神の内野陣は意外にも、北で育った選手が多くてそれぞれの出身地と年齢は以下のとおりです。
木浪聖也(28)青森県
大山悠輔(28) 茨城県
中野拓夢(26)山形県
佐藤輝明(24)兵庫県
佐藤は東北に多い姓で、佐藤輝明のお父さんが宮城県出身ですし、大山は強引に言ってしまうとほぼ東北出身ですので、今の阪神内野陣は「東北印」のラベルを貼ってもいいかと思います。
ということで、東北地方の皆さまにおかれましては大阪が嫌いという向きも多いかもしれませんが、東北にゆかりの選手たちが頑張っている今年の阪神タイガースの活躍をお楽しみいただければと存じます。