遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

祝 大谷翔平がMLBア・リーグMVPを受賞しました!アッパレ!

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大谷翔平が2021年のアメリカンリーグのMVP(最優秀選手)に選ばれました。しかも投票記者全員が大谷を1位に選んでくれた「満票」による受賞でした。

おめでとう!アッパレ!

大谷の受賞コメント

「すごくうれしいですし、まずは投票してくれた記者の皆さんとチームメイト、監督、コーチに、ファンの皆さん、トレーナーと僕の手術をしてくれたお医者の皆さん、支えてくれた皆さんに感謝します」

日本人選手のMVPは、2001年に新人王とMVPを同時受賞したイチロー以来の20年ぶりの快挙です。(あれからもう20年も経つのか...)

受賞してみれば当然の結果ですが、すでに今シーズンオフにMLBの選手投票によるMVPや不定期に与えられる「コミッショナー特別表彰」などの各賞を大谷が独占受賞していたので、このもっとも名誉あるシーズンMVPが受賞できるかどうか少し心配していました。

ステロイドによる筋肉増強やドーピングと無縁で、努力で高みに達した純粋なアスリートが受賞したこと自体が素晴らしいことだし、それが日本の選手だということが嬉しくて誇らしく感じます。

核兵器廃絶や人権問題や地球温暖化などでは実に残念な日本国ですが、大谷のような人物は心から誇りに思います。

MLBの選手はフランチャイズである都市や地方では超有名人であっても、必ずしも全米で有名だというわけではないのですが、さすがに大谷翔平を知らないアメリカ人は少ないと思います。

大谷の年棒はいま300万ドル(3億3千万円)で、たとえばダルビッシュの2000万ドル(22億円)と比べるとあまりにも低い年棒です。大谷が新人だった時に複数の球団からオファーがありましたが、「二刀流」を認めてくれたこともあって、低い契約金と年棒のエンジェルスと契約した経緯があるのでしょうが、新人規定に則った低い年棒がまだ継続している最中のようです。

来季のオフシーズンから、年棒自由契約が認められるようで、球団移籍の噂も少なからずあって、NYヤンキースは5年で274億円を出すという話も伝わってきます。

大谷本人は、金銭よりも環境重視だろうと思うので、興味本位で年棒について語るのは失礼ですし、ケガなく二刀流を長く続けて私たちを楽しませてくれることを願っています。