遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

西宮市長選挙は維新の候補を破った現職市長が「ゼロ打ち」当確!バンザイ!

f:id:toship-asobi:20220327234046p:plain

上の一覧は、suumoが発表した2022年の「住みたい街」ランキングです(関西版)。

1位が西宮市で、5年連続1位なのです。いまセンバツ高校野球が開催されている甲子園球場も、西宮市にあります。

その兵庫県西宮市の市長選挙が27日に投票が行われ、現職の石井市長が維新の会の候補と自民党の一部が支持する候補を破って当選しました。

NHKで当確が出たのが20時ちょうどで、いわゆる「ゼロ打ち」の当確で他を圧倒していたようです。

維新の候補が出馬していたので、私はどうなることかと気になっていましたが、今回はスパッと勝つことができてとても嬉しく思います。

当選した石井候補の街頭演説には尼崎市や芦屋市、さらに宝塚市川西市明石市の市長が応援に駆けつけたそうで、兵庫県知事が維新の会の頓馬な知事なので各市長さんは必死の思いで石井候補の応援に入ったのでしょう。

投票率は41.28%。西宮市長選の投票率が40%を超えるのは1979年以来43年ぶりだそうで、有権者も維新に勝たせたらアカンと投票所に行かれたのでしょうか。

これで、当分は「住みたい街」1位は安泰だと思います。

ちなみに、私が理想だと思う市長さんが明石市の泉市長なのですが、その明石市の「住みたい街」ランキングが、24位→12位→10位→9位→6位と年々上がってきています。すぐ上の吹田市に肉薄しています。

実は「住みたい街」ランキングなどどうでもいい派の私だったのですが、明石の順位の推移を見ていると、実態が反映できていてなかなか捨てたものじゃないなと思い始めています。

昔から、関西では「京都で学び、大阪で働き、神戸に住む」が理想だとされています。これを拡大解釈して「京都府で学び、大阪府で働き、兵庫県に住む」というのが現代風なのかもしれません。

それはともかく、大阪府知事大阪市長など維新の首長の自治体(主に大阪府内の市)が今後「住みたい街」でのランキングがどんどん下がっていくことを予言したいと思います。

実際、大阪から人口が少しずつ流出しているという実態もあるようですし、IRカジノがやって来たらギャングの街化してしまいますから。

ということで、繰り返しになりますが、西宮市の市政は維新に汚されることがなかったということで、西宮の住民でもなんでもない私ですが心の中で静かにバンザイを三唱したいと思います。