遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

明石市長→「国がなんぼのものなのよ。市民の暮らしが一番優先される!」

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上の画像は、明石海峡大橋の上部からの絶景です。

NHKは、「10万円相当給付 明石市は実際に養育している親を確認し給付」という見出しでニュースを配信しました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20211221/2020016498.html
《18歳以下への10万円相当の給付をめぐり、明石市は政府が決めた給付のしかたでは、ひとり親世帯の一部で実際には養育していない方の親の口座に振り込まれる可能性があるとして、市として独自に養育実態を確認した上で、給付することを決めました。
児童手当の振込先として8月末までに自治体が把握している口座に振り込まれるため、9月以降に離婚や別居をしたひとり親世帯の一部では、実際には養育していない方の親の口座に給付金が振り込まれる可能性があるということです。
市によりますと、給付対象となるおよそ3万世帯のうちおよそ80世帯が該当するということです。》

たとえば、9月以降にDVなどの理由で世帯主である夫から逃れて子どもを育てている妻のケースだと、明石市は実際に子育てをしている妻の方に10万円の給付を実施するということです。

なんという素晴らしい実態調査なんでしょう。本当に給付を受けたいのは、口座に給付金を受ける世帯主ではなく、世帯主から逃避して子育てをしている妻の方なのですから。

これに対して、国から明石市に「国の指示に従え」との連絡があったと、泉市長は自らのTwitterで明らかにしています。

明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ)@izumi_akashi
明石市に対し、国の指示に従えとの連絡があった。だが、明石市は国には従わない。守るべきは、国のメンツではなく、子どもの生活だから。

明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ)@izumi_akashi
国と市の関係。国の官僚は、一番上が「国」で、次に県、その下が「市」、そして『市民』と、上下関係の発想しかしない。だが、私は違う。一番ど真ん中に『市民』。その近くで市民を守るのが「市」、その隣が県で、一番遠くが「国」。気にすべきは、国の官僚の顔色ではなく、市民の顔色(生活状況)。

明石市の対応は素晴らしいと私は思います。

「国がなんぼのものなのよ。市民の暮らしが一番優先される!」ということですからね。

子育てしていない名前だけの世帯主に、税金を無駄に使う必要はないということです。

それにしても、アベノマスクは税金をどぶに捨てたも同然ですね、ああ恥ずかしい腹立たしい。