遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

すごい川柳と素晴らしい短歌に出会えた幸せ

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上のレシートの画像と下のツイートがセットになっていて、

スミマサノリ@sumimachine
レシートで川柳を詠んで合計575円をゲットしました!

 

「いいね」が20万に達しそうだったのですが、私は「レシートで川柳を詠む」というのが何それ?と意味が解りませんでした。

親切な方たちがレスにて説明をしてくれたので、5分後くらいに理解できました。

画像のレシートに書かれている購入商品名

ぶなしめじ えのきエビアン 豚ミンチ

これが川柳だったのです! すごい!

そして、買い物額の合計が税込みで川柳の文字数(575)と同じ

575円

になるように操作しているのです! ゴイゴイスー!

豚ミンチのように重さの関係で価格が定価でない商品選びが肝でしたね。

語呂もナイスだと思います。

 

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一方、こちらは少しまじめな朝日新聞日曜日の「歌壇」「俳壇」コーナーです。

毎週、2~3千通の短歌と俳句が送られてきて、4人の選者がお好みをそれぞれ10選んだものが新聞に掲載されます。週一回新聞に掲載されるのは、短歌40首、俳句40句です。

以下は、その朝日歌壇の担当記者の方のツイートです。

佐々波幸子@sazanamiyukiko
朝日歌壇で4人の選者全員が同じ歌を選ぶことはめったにないのですが、昨年一度だけあったのが、やまぞえそうすけ君の歌でした。

ふうせんが九つとんでいきましたひきざんはいつもちょっとかなしい  (奈良市)やまぞえそうすけ

引き算を習いたての小学1年生だからこそ詠めた歌かと。#朝日歌壇

 

4人の選者に揃って選ばれることは相当珍しいことのようですが、そうすけ君の感性は素晴らしいものがあります。さすがは奈良のお子やねえ!素晴らしい!

ということで、素晴らしい川柳と短歌に出会えた幸せな今日この頃であります。