上の写真は、本日(2020年10月29日)午前11時の上高地のYouTubeライブ画像。
青い空に穂高連峰が美しい朝です。手前の河童橋には観光客の姿も多く見ることができます。
私は上高地には2回行ったことがあります。河童橋近くまでバスで行って周りを散策した程度の訪問でした。
はじめての上高地は真夏でしたが、本格的な登山者がこのあたりから橋を渡ってどこかへ歩いていくのを目にしていました。こんな奥地にまでやって来てここからまだどこへ行くのだろうと思っていました。そんなお気楽な観光客でした。
次はもっとゆっくり、河童橋を渡ってもっと遠くまで足を延ばしてみたいと思っています。本格的な登山はしたことがありませんが、言うだけならタダですので、紅葉の「涸沢(からさわ)カール」があこがれの地ですと言ってみることにします。
涸沢の紅葉は、今年はもうピークを過ぎたようですが、撮影日10月7日の涸沢カールから上高地までのようすが下のYouTubeで楽しめます。
すでに明治中期には、長野や岐阜の山岳地帯は本場のアルプスに匹敵する美しさからイギリス人により「日本アルプス」と命名されていますし、1896年(明治29年)には、上高地に「ウェストン碑」としてその名を留めるウォルター・ウェストンが日本アルプスをイギリスに紹介しています。
私は1度目は、岐阜から新保高温泉に泊って、2度目は長野から入って上高地に行った後福地温泉に宿を取りましたが、温泉と上高地の組み合わせも素晴らしいと思います。
インバウンドのために全国にカジノを作らなくても、風光明媚な日本には海外からの観光客にも喜んでもらえるところが多く存在します。
ということで、観光庁の諸君は、GoToキャンペーン・トラベルで大変お疲れだと思いますが、ひと段落ついたら日本列島の風光明媚な各地や面白い穴場を見て歩く仕事もしてみればどうでしょうか。