その一人の観光客は複数でバーにやってきた若い中国人で、そのバーにある48種類のマッカラン(一杯800円~)にことのほか興味を示したそうです。
そしてこの若い中国人が注文したのが、売り物ではない封を切っていない1878年製造のマッカランだったのです。バーのオーナーは、元オーナーだった父親に連絡をして許可を得て140年ものの封を切り、1杯110万円で注文を受けました。
そのスコッチウィスキーが、上の画像のものです。
ビンの形も、ラベルデザインや文字も、たしかにビンテージの雰囲気を醸し出していますが、ビン中に納まったままずっと眠ったままでもよかったような気もします。そもそもそんなにおいしくないような気がしますからね、夢見るウィスキーを起こしてしまったようです。
ということで、マッカランを飲むなら10年ものとか12年物で十分だと思います。バーに行けばどこにでも置いてありますし、ボトルで買っても損はしないと思います。
それにしても、中国はバブルの真っ最中で、金の使い方に困っている若者がいても不思議ではないでしょう。日本も中国と仲良くして、中国の富裕層をどんどん招き入れて、外貨をガンガン稼いでもいいのではないでしょうか。