絵を描くのが上手な人、うらやましいですね。
とりわけ、私がいいなあと思うような絵を描ける人は、かっこいいなあとちょっと尊敬してしまいます。
3年前の入院中、その病院のコーヒー販売機のそばの壁に大きな絵が架けられていまして、確か女性の絵だったと思うのですが、私の好きな絵でした。
その後健康になって、その病院へは行っていませんが、あの絵だけ見に行ってみようかと思っているくらいです。
そこで、新年にふさわしい、華やかな1枚を、私の好きな三岸節子の作品でご紹介。
本作「ヴェネチア」は、名古屋の堀美術館に所蔵されているそうですが、三岸が70年代に描いた作品のようです。当時、彼女は70歳くらいでしょうか。もし、堀美術館で見られるのなら、名古屋に出かけてもいいと思っています。そのときは、一宮の三岸節子記念美術館にも訪れるつもりです。
大胆な構図で、溢れだすような青のグラデーションが印象的です。青は、この作品の命です。