遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

よく降りました/災害見舞

20日くらいから、首や左肩が痛くて痛くて。ソファで昼寝をしてからおかしくなった。22日には食事会Bで梅田まで出かけたのだけど、不思議なことに家を出て食事をして楽しい会話をして帰宅するまで、首のことは全く気にならなかった。自宅ででれっとしている時と、外に出て仕事や遊びをしているときの気の張り方の違いで、体調を維持できることが今さらながらよく分かった。

私は、トレーニングで10㎞以上を続けて走ったことが一度もなかったが、フルマラソンの大会に二度出て二度とも完走した。一緒に走っているランナーや沿道で応援してくれる人がいなかったら、フルマラソンの完走率はどれくらい下がるだろうかと思う。モチベーションや緊張感などが人を支えてくれる。だから私もできる限り人を応援しようと思う。

2.3日、軽いストレッチを繰り返して様子を見ていたが、体調は70%程度に回復してきてほっとしている。健康は「循環器系」「消化器系」「呼吸器系」を中心に考えがちだが、「筋肉・骨・腱」の健康もとても大切なことだとこの一週間で改めて痛感した。

近畿地方はひさびさに大雨で荒れまくり、わが市や隣の市からの緊急時「エリアメール」が5回も送られてきた。エリアメールを受け取るたびに家じゅうの携帯電話が同時にメールを受け取ることになるので何ともけたたましい。どきりとする。そうこうするうちに親戚から「大丈夫か」と電話が入る。「大丈夫じゃない」と答えてもどうしようもないのだが、とにかく電話に出さえすればそれはそれで安心するのだろう。被害が大きかった広島市で被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げる。

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(↑鳴沢村からの富士山)
われらが安倍首相は、大災害のなか河口湖でゴルフを楽しんでおられて、それを中止して官邸にやって来られたたとのこと。そして、あろうことか夕方には、首相官邸から山梨県鳴沢村の別荘にお帰りになったとのこと。安倍首相のお住まいは首相官邸のはずなのに変な行動。そう言えば、阪神大震災東日本大震災も、自民党政権ではないときだったから危機管理意識が希薄なんだろう。

それにしても、起こるかどうかもわからない有事に備えた集団的自衛権に対する意識と比べると、絶対にやってくる災害被害に対する危機意識がおろそかなのはどういう料簡なのだろうか。

わが安倍首相、まさか途中で中断したゴルフが残念んで悔しくて、どこかで休暇を取ってやると思っていたりしていないだろうか、可哀そう。ずっと休んでいて結構だよ。