いまだに集団的自衛権は違憲だと答弁する内閣法制局長は、私より偉いのか。私は選挙で選ばれた国のトップだと、衆院予算員会で豪語して1週間も経たないうちに、「やっぱ先に国会で審議いたします」と腰砕けになっている。
安倍首相は、憲法96条改正を先行しようとして、世論や識者に待ったをかけられ、結局お蔵入りになってしまった。
そして、今回の集団的自衛権をめぐる解釈の捻じ曲げ画策も、不調に終わりそうになっている。
この焦りは、とりもなおさず、「憲法改正はとてもじゃないが無理だ(汗)」と思っていることへの裏返しだろうと思うのである。
国連加盟の193か国中、集団的自衛権を認めていない国はたった1か国。日本だけである。
日本は、そんな特別な国なのである。素晴らしい憲法のおかげでなのある。