実に長い間、音楽シーンを席巻してきた拓郎と小田だが、並んで歌うのは初めてだという。当日の観客は、応募抽選で会場にやって来た人たち。コンサートのゲストはサプライズなのだが、冒頭「70年代のカリスマ」と紹介されたゲストを、観客たちは誰を想起したのだろう。「吉田拓郎」と紹介されて会場は上気してどよめいた。
落陽
リンゴ
今日までそして明日から
人生を語らず
リンゴ
今日までそして明日から
人生を語らず
この4曲のデュオが放送された。私の大好物の4曲、いい選曲である。
■10年目のギター 小室等・西岡たかし・吉田拓郎 1979年12月21日(金) 京都会館
プログラム
1. 風に吹かれて
(小室等)おいでよ僕のベッドに/守らずにはいられない/寒い冬/砂漠
(西岡たかし)明日/英雄"風"/貝殻節/かくれましょう
2. 都道府県
3. 落陽
4. ワルツ
5. リンゴ
(小室等)長い夢
(西岡たかし)青春の足跡
6. 外は白い雪の夜
7. 教訓1
(小室等)雨が空から降れば
(西岡たかし)うろこ雲の絵
8. 遠い世界に
9. 風に吹かれて
プログラム
1. 風に吹かれて
(小室等)おいでよ僕のベッドに/守らずにはいられない/寒い冬/砂漠
(西岡たかし)明日/英雄"風"/貝殻節/かくれましょう
2. 都道府県
3. 落陽
4. ワルツ
5. リンゴ
(小室等)長い夢
(西岡たかし)青春の足跡
6. 外は白い雪の夜
7. 教訓1
(小室等)雨が空から降れば
(西岡たかし)うろこ雲の絵
8. 遠い世界に
9. 風に吹かれて
34年前のコンサートでも、拓郎はギター1本で「落陽」と「リンゴ」を歌っていたのだった。
2013年の「クリスマスの約束」での拓郎は、さすがに往年の迫力はなくなったものの、貫禄と余裕のある歌唱であった。良いクリスマスプレゼントをもらった気分であった。