バッハ作品集:ブランデンブルク協奏曲(全曲)/ヴァイオリン協奏曲第1・2番 他
秋になったのでバッハを1枚ご紹介。
イングリッシュ・コンサート(楽団)のブランデンブルグ協奏曲で、
私のCDは1・2・3番の抜粋盤で、
画像でご紹介のものは、全曲納められている2枚組み(1500円)のアルバムである。
このイングリッシュ・コンサートという演奏者たちは、とても個性的で、
初めて聴いたときは、金管がこんなにたどたどしくて大丈夫かいなと思ったほど。
ゲルマン風の襟を正したブランデンブルグと少し距離を置いた、
テンポも楽器編成も自由闊達な雰囲気をかもし出していて、
聴き馴染んでくると、ゆったりと気分がよくなってくる演奏である。
天気のいい朝にぬるめの湯を張った浴槽で、まったりする気分に似ていなくもない。