遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

補正予算案で、立憲民主党に差をつけられてしまった国民民主と維新なのでした。

昨日、2024年度の補正予算案が衆議員を通過しました。立憲民主党の修正案が採用されるという、28年ぶりの予算案修正となりました。

与野党議席数が肉薄すると、こういった効能があるという一つの現れではないでしょうか。立憲民主党はよく頑張ったとほめてあげましょう。

一方で、昨日の玉木雄一郎のX。
玉木雄一郎(国民民主党)@tamakiyuichiro
大学生の親に適用されている「特定扶養控除」の所得基準を150万円まで引き上げる案が出てきました。
昨日の与党提案は130万円でしたが前進です。
103万円では月8.6万円までしか働けませんが、150万円になれば月12.5万円まで働けるようになります。
さらにプッシュします。

これにぶら下がっている反論多数。

池戸万作@政治経済評論家@mansaku_ikedo
大学生を働かせるべきではないです。学費を大幅に引き下げて、大学生が「働かなくても済む」社会を構築するべきです。

華のみやこ2@1xK1ITujt4mX8c1
特定扶養控除の引き上げの目的は、大学生は勉強よりも低賃金で働け!ということなの?
ふざけた、ショボイ政策だね!物価高に苦しむ庶民を放置し、経営者が喜ぶ国民民主党らしい政策だ!みんなの手取りをふやす消費税減税はどうしたの?たんなるポーズか、国民を騙すのはやめましょう!

MIMIM@MumMe92748866
そもそも、なぜ大学生が学業の時間を削り扶養を超えてまで働かなければならないなか?親だけでは学費を賄えないからだ。学生が学生の本分である学業に集中できる環境を整えることが政府の役目であって、気にせず働けるようにするなぞ本末転倒。学生もこんな政策に騙されるな。

上の方々のご意見が反論意見の全体を示しています。


そして、子ども家庭庁の予算について、以前から私が言っていることをどなたかがつぶやいておられます。

 

玉木の言っていることが、いかにショボくて頭空っぽかということがご理解いただけますでしょうか。

教育費の負担がゼロに近づけば近づくほど、この国は少子化が緩和され豊かな国に変身するきっかけになるはずなのに、不倫にまめなくせに玉木はそういう大きなことには目が向かないようです。

玉木は今、国民民主の役職停止中ですが、こういう頭空っぽで不倫にかまけているような小者に日本の政治を預けることはできません。「若者を潰すな!」と言うなら、多くの国民に共通のストレスになっている教育費の負担について、厳しい現実の実態を見たほうがよろしいかと思うところです。

昨日衆院を通過した補正予算案について、菅野完の新聞解説をしている動画が必見だと、どなたかがXで言っておられたので最後に紹介します。

確かにためになる動画だったと思います。

オリジナルの動画は以下のものです。
【ハイライト】
自民党公明党から見れば、維新と国民は単なる挙手要員です。
維新と国民はどう騙されたかと言うと、今後話し合いしていくよという空手形に約束してしまってるんです。
読売の予算案図表の中で政府案と自公修正案と立憲修正案しか乗ってない。
ということは国民民主党と維新は対立型ではなくて提案型やと言うときながら全く仕事ができてないってことなのです。

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